生きることを日々学んでいます

入院していたおじいさんが施設へ帰ってきました。
病院で、1か月近く点滴だけ、お口から食べていないという。
もう食べさせてはいけません、食べられませんと、医者に言われて帰ってきた。

入院できる病院を探して点滴を最期までさし続けるのか、
おじいさんの残された時間をどの様に過ごすのか、
家族は本当にすごく、すごく悩まれました。

また、元気になってほしい、元気になれる方法は本当にないのかな?
これまでも、入退院をしながら元気になってきた人だから、
今度もまた…一筋の希望を探しました。

そして、家族は決断されました。
もう、おじいさんに痛い思い、無理はさせたくない。

 

お年寄りの命のおわりを経験するようになって、
はじめは、とてもとても苦しくて、辛くて、悲しく寂しさばかり感じていました。

その都度、家族から感謝の言葉をいただきながら、
お年寄りのありのままの姿をみせていただきながら、
少しずつ気持ちに変化がありました。

本当に命がおわっていくときを、人は避けられないのです。

お年寄りの命のおわりをしるたび、寂しさは変わらないけれど、
思い出が増えていきました。

言い訳することもなく、何も出来なくなったり、
してあげられなくなるときがくることを思い知らされてきました。

それは、悲しいことではなくて、そういうものなのでした。

わたしたち命のある者は、自分で出来るうちは、
どんなことでもいいから自分でするべきでしょう。
人に何かをしてあげられるのなら、進んでそれをしよう。

今日一日を、次の瞬間を、何を選んで行動するのか、すべてが未来に繋がっています。
ひとつひとつの行動が、とても大切であることに気がつかされる毎日です。

 

(更新日: 2017-08-06)

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朋子
れのあ顧問管理栄養士(非常勤) 乳がんとアトピーを経験しました。 がんサバイバーとして2010年ホノルルマラソンへ参加した時に、同じくホノルルマラソンに参加していた笛木紀子さんと出逢い、アトピー改善のためにれのあへ通い始めました。 れのあ式を取り入れてみると自分の体が変化していくのが楽しくて、れのあの変化に着いていくことに毎回ワクワクしています。 がんもアトピーも体験した自分は結婚は無理だとあきらめていたのに結婚でき、心穏やかに過ごせる日々に感謝しています。 ふだんは高齢者施設(http://www.tv-tokyo.co.jp/ikiru/movie316.html)で管理栄養士として働いています。
朋子

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