”気のどくな”の意味は

富山弁のお年寄りがいる

そのお年寄りが言う
気のどくな、と言う言葉を、気の毒だね、と受け取っていた

気のどくな、富山弁で、ありがとうを意味すると、たまたま知った
そう言えば、いつもちょこっと頭を下げながら、気のどくなぁと言っていた

あの時も、あの時も、何度もありがとうと、言ってもらっていたんだな

認知症があって、介護が必要な方ですが、毎日、会いに行って挨拶をするうちに顔見知りになりました

はじめは、食事の時とか、お世話を焼くと、ほっといてちょうだいと怒られた

だんだん声に慣れたのかな、雰囲気を覚えたのかな
顔が合うと、にこーっとされて、手を伸ばして、こんな事があったよ、あんな事があったよとお話しされる

いつまでも、元気でいて欲しいと願う

お話しのつじつまは合わない、話している言葉の意味よりも、感じる心で会話をしている

わたしが感じる心を意識したのは、病気をしてからです

病気の経験者の集まりや、分かち合いの場所に行ったとき、優しくて繊細な人達にたくさん出会いました

自分に優しくすること
病気と敵対するよりも、折り合いをつける生き方を知り、学びました

人生の大先輩のお年寄り、励まし励まされている日々です