
夏の間は、コトコト煮る料理を作る気にならず、焼く、炒める、火を使う時間がパパッと短い料理ばかりしていました
フライパンの出番が多かったです
煮えた野菜を食べたのは、味噌汁や汁物くらいだったかな
スーパーに行くと、めんつゆや素麺が並んでいた棚は、鍋物のつゆに変わっていました
気温が下がってきて、煮る料理を作りたくなっています
奥に閉まっておいた、煮物用の鍋の出番が増えました
昨日は、買ってきたサンマを、煮付けにして食べました
きのことワカメ、人参とレンコンを鍋に入れて、コトコト煮ます
沸騰したところで、サンマを投入、
酒とみりん、れのあの美味しいお醤油を同量位ずつ足して、少しするとサンマが、ふっくらと柔らかく煮えました
栄養の会で、料亭で板前をしている料理人さんの講演を、聞いたことがありました
料亭では、丁寧にだしをとったお料理をお客さんに来てもらって、お金を払ってもらっています
家庭で、料亭の味を目指さなくていいですよ
みなさんは、家庭料理を大切にしてくださいと言う言葉が、記憶に残りました
講演の中で、家庭料理の煮魚の作り方を教えてもらいました
それは、魚、きのこ、海藻、をコトコト火にかけて、お醤油を少したらす
3つの食材から、それぞれのだしが出て、十分おいしくなります
家庭料理はこういう事だよと教えてもらいました
がんばらなくていいんだよと言われると、ホッとします
がんばることを止めてから、全然、がんばっていないから、そんな自分を認めてもらえた気持ちになるのかな
どこかで、がんばっていないことに、罪悪感や後ろめたさを持ちながら生きているところがあります
この感情は、何なのだろう
煮魚の話に戻ります
鍋に食材を入れて、コトコト煮るだけなので、煮魚の調理は助かります
煮ている間に、他のことが出来ますから、時短になります
そして、調理の前のひと手間が大事だと教えられました
はじめに魚を煮こぼして、臭みをとる、ひと手間をしておくこと
実はすっかり忘れていました
あの時の講演を思い出して、はじめに煮こぼすことを、思い出しました
次回の煮魚は、ひと手間、魚を煮こぼしてから、作ることにします♪
※煮こぼす…沸騰したお湯へ、魚をサッと入れて、サッと取り出すことです
コアのお水につけておいた魚は、そのまま煮ても変な脂浮きがなくて、煮こぼすことをしなくなったかもなぁ
なぜそうなったのか、なぜそれをしているのか、ひとつひとつを紐解いていくと、おもしろいですね


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