山へいく、田んぼへいく

職場の高齢者施設のお話しです

 

施設で暮らすお年寄りの多くは、外へ出掛けることがありません

 

家族が面会にきた時に外を散歩したり、たまに病院へ通院したり、地域のお祭りへ遊びに行ったりはするけれど、それは限られた人です

 

先日、わたしの顔を見るなり、田んぼ行くのか?あそこの田んぼだろ?

 

もう、椅子から立ち上がることもなく、座って生活していたおばあさんが、椅子から立ち上がりました

 

いつもと違った行動に、スタッフも驚いて、カラダを支えながら、歩くような、抱えられるような感じで、近くのソファーまで行きました

 

しばらくソファーに座っていると、スゴく笑顔で、いつもより聞き取れる言葉で、たくさんお話しをしてくれるから、その様子を見ているだけで、嬉しくて楽しくて、わたしも笑顔が止まらなかった

 

昨日、車椅子に座って外を散歩してきたら、気持ち良かったのかな、スゴい笑顔で山を見てきたと教えてくれたと、スタッフが教えてくれました

 

病院へ行くこともなくて、あまり外に出ていなかったお年寄りでした
認知症の診断がある、小柄な可愛らしいおばあさんです

 

その話を聞いて、ハッとしました
ちょっとだけ、外の空気を感じること
ちょっとだけ、お散歩すること
ちょっとだけ、いつもと違う場所へ行くこと
大事なことを忘れちゃっていました

 

夏は暑すぎるから、寒くなると風邪を引いたらどうするのと、外へ出ないままに1年が過ぎていく

 

認知症になる前、田舎暮らしの頃は、山へ行き田んぼへ行き、暑くても寒くても働いてきた人だから、100歳近くなっても元気なのだろう

 

自然から離れた生活の今、いろいろ考えてしまう

 

いろいろ感じて考えながら、今の時代を健康に生きていく方向へ、進んでいきたいと思う

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朋子
れのあ顧問管理栄養士(非常勤) 乳がんとアトピーを経験しました。 がんサバイバーとして2010年ホノルルマラソンへ参加した時に、同じくホノルルマラソンに参加していた笛木紀子さんと出逢い、アトピー改善のためにれのあへ通い始めました。 れのあ式を取り入れてみると自分の体が変化していくのが楽しくて、れのあの変化に着いていくことに毎回ワクワクしています。 がんもアトピーも体験した自分は結婚は無理だとあきらめていたのに結婚でき、心穏やかに過ごせる日々に感謝しています。 ふだんは高齢者施設(http://www.tv-tokyo.co.jp/ikiru/movie316.html)で管理栄養士として働いています。
アトピーくらぶ れのあ