
大正 昭和 平成 令和
4つの時代を生きるお年寄りがいます
職場の高齢者施設では、先日、お誕生日を迎えて、106歳になられた方がいます
大好きなマグロの握り寿司を美味しそうに頬張って
ありがとうー
バンザーイと両手をあげて元気な姿を見せてくれました
お話しをしたり
ご飯を食べたり
歩いたり
ご自分で何でもしていた方が
歩かなくなって
ご飯を食べなくなり
お話しをしなくなっていく
そういう変化は、辛いというより、何とも言えない淋しさを感じることがあります
この頃、ベットにいる時間が増えた大正生まれの方もいます
挨拶をして、声を出してもらう体力気力を使わせてしまうことも躊躇しながら、お顔を見に行くと
「おはよう」って、不意打ちに声をかけてもらった
傍にいたスタッフも、急に挨拶する声を聞いたから、驚いて笑っていた
声が出なくても、目を合わせて、にこーっと笑顔をみせてもらうこともある
手を握るとき、ギューッと握り返して力強さをみせてくれる
大丈夫だよ
ここにいるよと教えてもらっているようです
お年寄りが変化していくことは、自然なことと教えてもらっている
お寿司を頬張る106歳の方もいれば、そうじゃない方もいる
変わっていくけれど、ひとつの命にかわらない
お年寄りから、たくさんの優しさを教えてもらっています
(更新日: 2019-05-24)
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れのあ顧問管理栄養士(非常勤)
乳がんとアトピーを経験しました。
がんサバイバーとして2010年ホノルルマラソンへ参加した時に、同じくホノルルマラソンに参加していた笛木紀子さんと出逢い、アトピー改善のためにれのあへ通い始めました。
れのあ式を取り入れてみると自分の体が変化していくのが楽しくて、れのあの変化に着いていくことに毎回ワクワクしています。
がんもアトピーも体験した自分は結婚は無理だとあきらめていたのに結婚でき、心穏やかに過ごせる日々に感謝しています。
ふだんは高齢者施設(http://www.tv-tokyo.co.jp/ikiru/movie316.html)で管理栄養士として働いています。

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