乳がんとアトピーを経験した管理栄養士・朋子のブログ

    いじめられっ子

    前回、書きました“いじめ”の所をもう少し掘り下げて書きたくなりました。

    大人になってから、いじめを経験しました。

    職場のリーダーが、わたしの腕に出ていたアトピーを指さして、
    「汚い、それ、どうにかならないの!」

    翌日、長袖を着ていくと、
    「袖をまくって仕事して!」と言われる。

    アトピーの腕を見ながら、大きなため息をつかれる。

    アトピーで痒くて痛くて、我慢しながら、働いている。
    辛いのはわたしの方だよと、反発心が顔に出て、
    挙げ句の果てにスタッフルームで正座して、説教ということがありました。

    でも、アトピーの馬鹿野郎~とは思えなかった。
    だって、やっと、身体の中から出てこれたのだもの。
    それに、絶対治るって確信していたから。

     

    れのあ式を続けて、身体の中からきれいになる、強くなる、
    その時にアトピーは出なくなると信じていた。

    だから、もう少し待ってよ~今はアトピーを排出中!
    そんなに怒らないで~と、心の中で言っていた。顔に出ていたかもしれない…。

     

    リーダーは少し変わった体質で、
    職場で1人いじめる相手を必ずつくることが仕事のひとつだった。
    だから、辞めていったいじめられっ子の代わりに入社した私のアトピーは、
    その対象にちょうど良かった。

    半年踏ん張ったけれど、
    毎日毎日、怒られながら働くのは、気が狂いそうで辞めた。

    ここで、辛抱強さを発揮することはない、
    わたしはいじめられっ子ではないはずだもの。

    もしも、アトピーが出ていなくて、
    乳がんを経験しましたとはじめに伝えていたら、
    同じようにいじめたかな?
    うーん??わからないですね。
    リーダーは、どんな状況でも同じような対応をしたかもしれない。

     

    新しい職場へ転職して、今の高齢者施設で働きはじめてから、
    辞めた職場の上司に道でばったり会いました。

    「アトピー治ったのね。良かったわ。」
    きれいになった腕を見て、ホッとしたことを伝えていただき、
    わたしは、高齢者施設で管理栄養士の仕事をしていることを、話しました。
    そんな自分を誇らしく感じました。

    耐えることや、耐える場所を間違えてはいけないと学んだ出来事でした。

     

     

    アトピーと乳がん

    働きながら、アトピー乳がんを経験しました。

    乳がんを患い、療養生活をおえて、職場復帰をしたとき、
    職場で、とても気をつかってもらっていました。

    身体が痛み、座って仕事をしていられなくて、休憩室でうずくまる日がありました。
    職場の同僚に家まで送り届けてもらったり、
    親に迎えに来てもらったこともあったかもしれません。

    みんなに迷惑をかけながら、でもお世話になりながら、辛かった時を過ごしました。

     

    職場復帰した翌年、れのあに通いはじめました。

    通いはじめると、れのあ式に無我夢中になりました。
    自分を変えたい一心で必死になりました。
    思い返すと…ちょっと怖かったかも。

    れのあに定期的に通いたくなって、町田の隣の街へ引っ越してきました。
    定期的に通いはじめると、
    身体の中で溜め込んでいたアトピーを出せるようになりました。

    その当時、働いていた職場で、人生初のいじめを経験しました。

     

    アトピーについて、とやかく言われることが辛くて、
    れのあに行くと、スタッフの方に、いじめの泣き言をたくさん話しました。
    聞いてもらえていたことで、本当に救われていました。

    仕事おわり、横浜のランドマークタワーの高ーい展望台へ行って、
    ひとりでぼんやりと夜景を眺めて帰ったことがありました。
    気分転換して、明日も仕事をしようと自分を奮い立たせていました。

     

    ある日、
    「癌を乗り越えてきたんだ、
    ここで、いじめられっ子の役をするのはやーめた!」

    転職しました。

    そして、「アトピーも、やーめた!」

     

    今の高齢者施設で働きはじめてから、以前のようなアトピーは出なくなりました。
    しかしながら、もう一度、乳がんを患い、治療後に職場復帰をしました。

    だから、体質改善、継続中!
    もう一度、やり直しています。

    そして、ここからは、大きな病気を繰り返さない、
    新しい道を歩いて行くのです。

     

     

    秋ですね

    秋の味覚、栗、芋、かぼちゃ。
    ほくほくしたものが食べたくなる今日この頃です。

    実家暮らしをしていたときは、そろそろ栗ご飯が食べたいねぇと、
    口だけ言っていれば、母が栗ご飯を作ってくれました。

    実家を出てから、秋になるとやっぱり栗ご飯が食べたくて、
    生栗を買ってみたら、茹でたり皮をむいたり…
    美味しく食べるまでにやることがあることを知りました。

     

    今年の秋、近くの朝市で栗が出てきて、面倒くさいんだよなぁと思いつつ、
    でも、年に1度は食べたい!
    気持ちが勝って栗を買いました。

    指を黒くしながら栗の皮むきをして、出来上がったほくほくした栗ご飯は、
    やっぱり美味しかったです。

    秋らしく、さんまかぼすと大根おろしをつけて、汁物はきのこ汁にして、
    季節感のある食事をしたら気持ちがほっこりしました。

     

    さて、次はかぼちゃ芋料理をどうしよう。
    煮たり焼いたり、素材そのものに味があって美味しかったら
    シンプルなお料理で十分美味しく食べられます。

     

    秋はどの季節にも増して、食欲がそそられる事が多いです。

    歩いたり、ストレッチしたり、お腹の調子も良くを意識しながら、
    秋の味覚を楽しみに暮らしていきます。

     

    感じ取る力

    わたしの働いている、高齢者施設では、月に1度喫茶店の日があります。
    その日は、地域のボランティアの方がコーヒー、紅茶、甘酒などのウエイトレスをします。
    障がいのある方達がつくった、お野菜、パン、ケーキなどのお店もでます。

    この頃しゃべらなくなったよ、認知症が進んだかな、衰えなのかなと
    心配されているおじいさんを誘ってコーヒーを飲みに行きました。

    歩きながら、おじいさんへ質問をしました。

    私  「パンは好きですか?」
    ○さん「……。………。」

    私  「ご飯とパンはどちらを食べたいですか?」
    ○さん「……………。どっちも食べたいなぁ。」

    こちらを見ながら、答えてくれました。
    その後からも、長ーい、沈黙の後に言葉が出てきます。

    長いと思っているのは、私の感覚、おじいさんはそんなこと思っていません。

    笑うと上の入れ歯が、ぱっかーんと落ちちゃって、
    でもまた笑って、おしゃれなコーヒーカップでコーヒーを飲みながら、
    のんびりと時間を過ごしました。

     

    人は言葉や表情があるから、それをそのまま受け入れたり、疑ったり、
    本当も嘘もよくわからなくなる。

    だから、そこの所を感じ取る力が必要です。

    自分の身体の状況、変化を感じ取る力は、
    病気を治すため、病気にならないためにも必要な力です。

     

    秋になり、町田のれのあの行きや帰り、公園を歩いて、
    落ちているどんぐりや、葉の色から季節の変化を感じます。

    感じ取る力は、こんなふうに
    自然から教えてもらっていることに気がつきました。

     

    与える人として

    人間が必要とする4つの愛情

    1 必要とされていること
    2 自分を受け入れてくれること
    3 スキンシップ
    4 一緒に食べる

    わたしは、本や雑誌など見ていて、好きな言葉があると、
    思わずノートに書いてしまう習慣があります。

    誰の言葉だったのかわかりませんが、4つ目が好きで、
    忘れないように思わず書き留めた愛情に関する言葉です。

    ひとり暮らしをはじめてしばらくしたとき、
    実家へ帰って家族とご飯を食べていたら、
    何気ない会話をしながらご飯を食べているだけなのに、
    こういう時間は自分の身体や心を調えるためにも大切だと強く感じました。

    頻繁に実家に帰ってご飯を食べると元気になることや、
    誰かと一緒にご飯を食べる日常をつくっていきたいことを
    会社の先輩に話していたら、気の合いそうな人がいるよと
    紹介していただく機会がありました。

    この頃は、一緒にご飯を食べる仲になりました。

    乳がんを経験してから、一時はひとりで生きていくことを覚悟していました。
    そうしなくてはいけないと思い込ませました。

    もう、人のぬくもりを感じる事なんて生涯ないのか…という気持ちと、
    新たな出会いや結婚を、きっぱりとは諦められない気持ちがありました。
    でも、過去や現状を他人に話すことは嫌でした。
    こんな自分を受け入れてもらおうなんて無理!と、卑屈に考えていました。

    結婚とか大きな事をいきなり目指すんじゃなくて、
    ご飯を一緒に食べる人がいたら良いな。それ位なら許してもらえるよね…と、
    思っていたら、お見合いをすることになって、緩やかに良い流れになりました。

    乳がんを経験して、変わった自分、変わらない自分、両方あって今のわたしです。

    病気をしてもしなくても、人として求める愛情はみんな同じです。
    求めるばかりでなくて、与える人として、4つの愛情を心に書き留め、
    お仕事も自分の生活も愛あるものにしていきたいです。