乳がんとアトピーを経験した管理栄養士・朋子のブログ

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    いつもと違う場所は心が動く。

    食事の時間以外は、ほとんどお部屋のベッドで
    体を休めているおばぁさんがいる。

    久しぶりに家族が会いに来てくれた。
    今日は体調が良さそうだから、明るいロビーに行きましょう、
    車椅子に座って家族と会った。

    おばぁさんは、かすれる声をふりしぼって、
    娘さんへなにかを伝えていた。
    耳を澄まして、娘さんは聞いていた。

    そして、大きな窓から見える外の景色を、
    目をまん丸にしてきょろきょろ、時々指さしながら興味深く眺めていた。

     

    毎日みていた、おばぁさんの表情とは違っていた。
    それは、家族だけにみせる表情なのだ。

    わたしは、何とも言えない気持ちになった。

    いちど老人ホームの暮らしがはじまると、
    寝たきりのお年寄りは、外へ出る機会がなくなっている。
    体は動かなくても、心は動くのだ。

     

    私は乳がんを経験してから、ホノルルへ行ったときも、
    長野へ行ったときも、風や景色に癒やされた。

    今から思えば、全く良い体調ではなかったけれど、
    なんてきれいな景色なんだろう、
    わぁ、気持ちが良いなぁと幸せな気持ちになった。

    でも、ホノルルで、食べるものがないと泣いた、和食を探し回った。
    長野では、自然な食事なのに、食べ過ぎてお腹を痛めて寝込んだ。

     

    いろいろあったけれど、また自然に癒やされる旅がしたい。

    療養、病人だったときも、旅は楽しみだった。
    これからは、前とは違った旅を楽しめそうで、楽しみです!

     

    無理をしない自然な生き方

    百歳を超えてお元気にしていたおばぁさんがいた。

    食事は何でも、モグモグしっかり食べる。
    杖をついて、時々お散歩をしていた。
    九十九歳まで、家族に手伝ってもらいながら、ひとり暮らしをしていた。
    百歳になる少し前から、老人ホームで生活がはじまった。

    ある時期、風邪が流行った、おばぁさんも熱が出て、しばらく寝込んだ。
    あれよあれよと、大好きだったご飯の時間が苦痛になった。
    何も食べていないのに、お腹いっぱいと言って、箸を置く日が続いた。
    百歳を超えているのだから、いつ何が起きてもおかしくない。
    少し前までの口癖が、
    「わたしね、百歳まで生きてみたいと思ってるの。」

    家族は、
    「この間、桜を一緒に見に行ったばかりなのに…
    あの時は、杖をついて、あんなに元気だったのに…」
    と悲しんだ。

     

    数ヵ月がたった時、ご家族と筆談をして、笑顔のおばぁさんを見かけた。

    少し痩せたけれど、にこにこされて、
    こちらもついつい、にこにこしてしまう。

    たくさんは食べられなくなったけれど、
    家族のもってきたものは、よく食べている。

    もしかしたら、家族のために無理にでも食べているのかもしれない、
    それは、おばぁさんしかわからない。

     

    わたしは、乳がんを経験したとき、
    無理をしない自然な生き方をしていたら、病気はやってこないと学んだ。

    アトピーは、自然から離れた生き方を見直すための病。

    無理しない生き方って何?
    自然な生き方って何?

    どうしたら良いのか、当時は悩みながら、必死に答えを探して行動した。
    無理しない、自然な生き方をしていそうな人の話をよく聞いた。

    人それぞれの無理や自然な感覚は、
    自分に当てはまらなかった、当てはめなくて良いことだった。

    わたしは、わたしなりの無理をしない自然な生き方をすればいい。

     

    百歳を超えてお元気なお年寄りが、何も病を経験したことがないわけではない。
    結構な大病をされていることもある。

    病気をしたことも、自然なことだったのかもしれない。

     

    無理をしない自然な生き方は、人それぞれ違うけれど、
    自分の感覚と近い人に出会うと、やっぱり嬉しくなる。

     

    いちばん大切なことは健康!

    昨年まで、週5日働けない時が続いた。

    疲れやすくて、体力がない、数日働くと身体が痛み、
    生理の前後は寝込むを繰り返していた。
    痛んだ身体を休ませて回復させる必要はあるけれど、
    寝てばかりいれば、体力は落ちていく。

    少しは無理にでも身体を起こして、動かして、
    このループから抜け出すぞと決めたときから1年後、

    この頃、体調が良い。

    毎日があっという間で、朝になれば目が覚めて、身体を起こすことが出来る。
    週5日、働きながら、あっという間に過ぎている。

     

    ここまでくる間、何をしたか。

    痛みの出たとき、顔色の悪いとき、れのあの技術をうけると回復した。
    サプリメントは栄養素の補助をしてくれた。
    その後、疲れて昼寝をしたとしても、休みの朝に歩けるだけ歩いた。

    身体が動けるようになると、遊んだり、勉強したり、出掛けていきたくなった。
    体調の良し悪しで諦めたことを、少しずつやれるようになった。

    時々、その日の予定を選ぶ必要があるくらいになった。

    そんな時、わたしの優先順位は、
    健康でいる事に繋がることを選んでいることに気がついた。

    健康であることのありがたさを知ってしまったから、優先順位は迷わなくていいのです。

    将来の健康に繋がることを、これからも選んでいくと決めている。

     

    海に癒やされる。

    週末、夫と電車に乗って海へ行きました。

    夏の熱い砂浜を歩いて、海水に足をつけたいので、毎年、海へ出かけます。

    しばらく、ひとりでやっていた習慣でしたが、
    今年は、夫と一緒に出かけることができました。

     

    到着した海は、海開きがされていて、海の家がたくさん並び、
    水着の人たちもたくさんいた。

    たくさんの人が海と太陽を楽しんでいて、
    先月、海に行ったときとは、ガラリと様子が変わっていました。

    私たちは、熱くなっている砂浜を汗をかきながら、
    熱い!熱い!と言って歩いた。

    海の水は、冷たくなくて、生暖かだった。
    夏が来ていることを実感した。

     

    翌日、夫の顔や腕は、しっかり日焼けをしていた。
    わたしは、肌が赤くならない…。

    そして、肝心の足の裏は、ぐじゅぐじゅしたところがかわいて、なんか良い感じである。
    しかし、持続していない。

    太陽にあたると、暑いけれど気持ちが良い。
    汗をかくとべたべたになるけれど、これも気持ちが良い。

     

    夏のうちに、汗をかいて身体の水分を出して、爽やかな秋を迎えたい。
    海へ行くのが楽しみです。

     

    温冷浴のような環境で

    クーラーの効いた通勤電車やバスに乗ったとき、
    はじめは涼しくて気持ちいいと感じたのですが、
    乗り物を下りたとき、半袖から出ている腕がつめたーく冷えていました。

    通勤のため、外を歩いて汗をかいて、電車に乗って身体が冷えて、
    また歩いて汗をかいて、バスに乗ってまた冷えて…
    まるで、毎日、温冷浴をしているようだ。

     

    温冷浴は、温かい湯船と冷たい湯船に交互に入って、
    自律神経を刺激しながら健康を目指すものと聞いて、

    自宅では冷たいシャワーを浴びながら手軽に出来るので、
    病後の回復に温冷浴をしたことがあった。

    回復のためにするのだから、そんなものなのだろうけど、
    やってみると、疲れやすくて、しんどいものでした。

    温泉行って、サウナに入って、水風呂に入って、
    あぁ気持ちいいと言っている人たちは、
    さぞかし健康なんだろうと思った。

     

    今は、温冷浴のような環境にあっても、へこたれない強さがある。

    冷えた身体は、腕を振って歩いていたら、そのうちに温かくなる。

    ストールや羽織るものを持ち歩いたり、温かい湯船にしっかり入ったり、
    冷えない努力もしている。

    強いからだと強い気持ちで、今年の夏を楽しみたいです。