
れのあでは「オリゴスキャン」を用いて、
ミネラルバランスと、有害重金属の蓄積を調べています。
今まで調べた中で、
有害重金属の蓄積はどの方も多く、
特にその中でも、アルミニウムの蓄積が非常に多いことが分かっています。
「なぜこんなにアルミニウムが溜まってしまうのか?」
調べてみました。
平成24年、
厚生労働省がアルミニウムの摂取量調査をしました。
どのような食品にアルミニウムが多く、
どのような年代がその食品を摂っているのかというものです。
その調査結果は、驚くべきものでした。
まず1つ目、アルミニウムは未加工食品よりも圧倒的に加工食品に含まれることが分かりました。
これは、食品添加物によるアルミニウムの摂取が多いということです。
日本で使われている、アルミニウムを含む添加物は3種類です。
5つの用途で主に使われます。
代表的なものは「ベーキングパウダー」です。
膨張剤ともいわれますが、
パンやお菓子を膨らませて触感を良くするのに使われています。
その他の用途は、着色料・品質安定剤・形状安定剤・色止め剤などで用いられています。
食品添加物だけではなく、レトルト食品などのアルミ包装なども注意が必要になります。
ぞして2つ目。
1~6歳児(小児)のアルミニウム摂取が多いという結果です。
どのくらい多いのかというと、
WHOが定めた、摂取量(人が一生涯摂取し続けても健康への悪影響がないと推定される1週間当たりのアルミニウムの摂取量)
の1.6倍です。
この1.6倍という数値のアルミニウムをどこから摂取しているのかというと、
先ほど挙げた、お菓子パン類からの摂取が多いとわかりました。
小さなお子さんが食べる食品にも、アルミニウムが多く使われているのです!
ちなみにその他の年代(7~14歳、15~19歳、20歳以上)では摂取量値以内でした。
日本にはアルミニウムを規制する法律はありません。
関係業界に自主的な低減化の取り組みを呼び掛けているにとどまっています。
ですので、個人で意識的にアルミニウムを摂取しないように気を付ける必要があります。
そして、蓄積されてしまったものは、デトックスする必要があります。
アルミニウムの怖い所は、脳にまで影響する可能性があるということです。
人間の脳には、血液脳関門とよばれる、フィルターがあります。
そこで異物は脳内へ入れないようになっているのですが、
アルミニウムは血液脳関門を通過し、脳内へと侵入蓄積される可能性があります。
アルツハイマー、認知症、記憶障害とのかかわりを警告する論文も多く発表されています。
また、口から入ったアルミニウムは、脳以外にも、髪、腎臓、子宮、骨などにも蓄積され、
胎盤や母乳を通して次世代まで影響するともいわれています。
オリゴスキャンは2歳から測定できるのですが、
小さい子でも大人並みに有害重金属が溜まっている子もいます。
そうなると、発達や免疫機能の心配も出てきてしまいます。
アトピー改善をするとき、免疫アップは特に重要視しているポイントですし、
有害重金属の蓄積は「百害あって一利なし」です。
まずは、アルミニウムという有害重金属の存在を知って下さい。
そしてそれは、私たちの身体には害があるということ、
日常から摂取しないように気を付けることができるということ、
「オリゴスキャン」で、どのくらい蓄積しているのか見れるということ。
「デトックスコース」でデトックスしていくということ。
大人も小さなお子さんも、
体質改善を考えるとき、やるべきことは同じです。
(更新日: 2019-11-25)


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