食の処方箋

食の処方箋まだ、医療がこれほど身近に感じられなかった昔、家庭の台所はおばあちゃんの知恵袋でした。
長年の生活上の知恵から、おなかが痛い時は「ごぼう汁」、熱が出たら「ねぎ味噌」といった
薬の代行をする食べ物を作り、健康を管理していました。

私達は医療の恩恵をたくさん受けてきましたが、
長期に薬を使用するのは、身体にとって負担になるかもしれません。
昔の人は、食べ物から薬の代用品を作って身体を整えていました。
同じ効き目なら、より自然なほうがいいと思いませんか?
無農薬の新鮮な野菜で作ってください。

 

整腸(ごぼう味噌)【動画有り】


整腸
腸の調子を調えたい時に。

材料
  • ごぼう…5cm
  • 味噌…ゴルフボール大くらい
  • ねぎ…適量

つくりかた

 

01
ごぼうは洗って皮つきのまま生ですりおろします。(茶色くなっても大丈夫です)
02
ねぎは白い部分を細かくみじん切りにします。
03
ごぼう:ねぎ:味噌を、1:1:1の割合で準備して、よく混ぜ合わせます。
04
飲む時は、カップに入れた[3]にお湯を注ぎ、熱いうちに飲みます。

※風邪の引き始めには生姜をすって入れると良いです。
※冷蔵庫で4~5日保存できます。
 (ねぎが多いと水を引くのでベチャっとする可能性があります。
 その場合は作り置きは2~3日にしましょう!)

鼻水(ごま塩番茶)【動画有り】


鼻水
鼻水が出る時(風邪の時、温度差による時、水分を摂り過ぎた時)に、飲みます。

材料

  • 黒すりごま…たっぷりと湯のみ1/3くらい
  • 番茶…(黒すりごまと合わせて)湯のみ1杯分
  • 自然塩…少々

つくりかた>

 

01
黒すりごまと熱く沸かした番茶を、湯のみに入れます。
02
自然塩を少々加えて、出来上がりです。

弱っている時の副食(小豆昆布・小豆かぼちゃ)【動画有り】


弱っている時の副食
下半身の冷えが気になる時に食べます。
腎の機能が弱い方におすすめです。

材料

  • 有機小豆…1カップ
  • 昆布…10cm
  • 水…3カップ
  • 自然塩…小さじ1~2
  • かぼちゃ(小豆と同量)

つくりかた>

 

01
鍋に小豆、昆布、3カップのお水を入れ、昆布が水を吸って柔らかくなったら細かく刻み、鍋に戻して中火で時々差し水をしながら、柔らかくなるまで煮て、自然塩で味を調えます。
【ここまでが小豆昆布の作り方です】
02
【1】にかぼちゃをさいの目切りにして加え、柔らかくなるまで煮て出来上がりです。【小豆かぼちゃ】
03
煮上がっても水分がある時は、その水分だけを取り出し、とろっとするまで煮詰めると濃厚な小豆茶になり、身体が温まります。

悪寒がする(ねぎ味噌)【動画有り】


悪寒がする
熱が出始め、悪寒がする時にお飲み下さい。
身体の芯から温まっていただく味噌汁です。
特に寒い時、温まりたい時にもお勧めします。

材料

  • 八丁味噌 …30g
  • 生姜おろし …少々
  • ねぎ …適量
  • 番茶 …適量

つくりかた>

 

01
ゴルフボールぐらいの大きさの八丁味噌を、黒くなるまで網焼きします。
02
刻んだねぎ、生姜おろしを加えます。
03
番茶を入れて味噌を溶き、熱いうちに飲みます。
※八丁味噌がない時は、家庭の味噌を代用してください。

動物性食品のお供に(しいたけ番茶)【動画有り】


動物性食品のお供に
動物性食品を摂り過ぎた時に、飲んでください。
朝晩2回飲みます。便が臭くなくなったら、中止します。続ける事が大切です。
(※しいたけなどキノコ類は、ご自分で安心安全なものを選んで使いましょう。)

材料

  • 干ししいたけ …1枚
  • 生姜の薄切り …1枚
  • 三年番茶 …適量

つくりかた

 

01
干ししいたけと生姜と三年番茶を湯のみに入れ、熱湯を注ぎます。
02
ふたをして、5~10分置いてから飲みます。

※干ししいたけは、天日に干したものをお使いください。