朋子

はじめてのドレスを着た日

結婚してから1年ほど過ぎました
結婚写真を撮りたいと思い、写真館へ行きました
本番前の試着の日、実家近くの写真館へ、両親にも来てもらいました

試着室のカーテンが開いて、ドレスを着た私が出ていくと、夫と両親の嬉しそうな笑顔がありました

さっきのよりも、今のが似合ってるなと、選んでくれている様子も嬉しかった

特に母は、肩の大きく開いたドレスを試着したとき、こんなに綺麗になるなんて、と、
アトピーだった頃のことを思い出して、本当に感激してくれていました
母の話しや感激している様子を見て、夫も、そんなにひどかったのか…治って良かったなと、労ってもらいました

 

アトピーだった頃、首の開きが広くなくて、腕や肩の出ない洋服を選んで着ていました
家で、赤黒くガサガサの背中や首が見えると、年頃なのにと、母も気にかけていた

でも、腕や足、背中や首に出ていた、ひどいアトピーは治った

薬は症状を抑えてくれるけれど、根本的な解決にはならないと気が付かせてくれたのは、
乳がんの治療を経験したときだった
ガン体質を変えるために、アトピーを治すと、目標を決めた

わたしは、出会いに恵まれていた
ガンを克服した人に出会ったり、アトピー専門店れのあに通うことが出来た

アトピーを治すためには、自分を根本的に変える必要があった、
一時期、自分という人間が自分でわからなくなったことがある

でも、どんな状況でも励まし、支えてもらっていた、ひとは、立ち直ることが出来るのだと、
自分の経験から自分自身が励まされている

 

そして、今日のように、婚礼の華やかなドレスを着せてもらって、喜ぶ家族の顔が見られた

前のクセが抜けなくて、なるべく露出の少ないドレスを選んでいたけれど、
本番用に決めたのは、肩の開いたドレスでした
そっかぁ、もう、こういうの着てもいいんだぁ、自分が踏み締めていたブレーキを緩められました

写真撮影の本番は、まだ先なので、お肌のお手入れをしっかりして、本番の撮影も楽しみたいです

白菜漬けの思い出

れのあのブログで、恋々農園さんが、白菜の本格漬けを紹介しているのをよんで、
いっしょに暮らしていた祖母のことを思い出しました

祖母は、寒くなると白菜を買ってきて、漬け物をつくっていました
両手に白菜をふたつずつ持って帰ってきていた覚えがあります

かなり年をとってからは、祖母と白菜が、八百屋さんの配達の車に乗せてもらって、
家に帰ってくるようになりました

食卓には、いつも白菜漬けがあって、祖母の白菜漬けが、家族みんな好きでした
あっと言う間に、白菜のお皿が空になってしまうから、祖母は目をまん丸くして、

あらまぁ、もう食べちゃったの

とよく言っていた

実家に行くと、が白菜を漬けていました
これは、はじめて漬けてみたよ、ちょっと塩っぱくなったね、
今回のは成功だったよ、おいしく浸かったとか、
実家に行くと母の白菜漬けが楽しみになりました

母は、祖母が生きていたときは、白菜漬けをやっていなかったけれど、
だんだんそうなるのですね

力のある食べものを食べて、元気に春を迎えたいです

今年こそ、チャレンジしたいこと

前からやってみたかったことのひとつ、「お味噌の仕込み」

自分ひとりでは中々、今まで取り組まなかったけれど、思い立ったが吉日、
お味噌仕込みのワークショップを探して申し込みました

参加したのは、島根の山奥の農家でお味噌もつくっている、お味噌屋さんのワークショップです
島根まで行ったわけではありません(笑)
参加してみたら、大豆も米麹も島根の山奥、自分たちの畑で作った食材で、お味噌を造っているという、
何とも素晴らしいものでした

自分が作ったものが、いちばん安心で安全でしょ
食べることは生きることだからね
本当にそうだなぁと、心に響く講師の言葉を聞きながら、お味噌を仕込んでいきました

今から、8ヶ月後位からが、食べ頃だそうです
仕込んだ味噌には、カビが生えるそうです
でも、捨てないでくださいと何度も言っていました
カビが全く生えていない事の方が、心配ですと何度も言っていました

おわりに、講師のお味噌屋さんのお味噌を使った、焼きおにぎりお味噌汁を試食しました
このお味噌汁、スゴく美味しかった

力ある食べものとは、こういう事ですよ!!と、教えていただきました

こちらのお味噌屋さんのお味噌は、市販もされていて、お店で買うと一般的なお味噌より少し高価な値段でした
しかし、安い一般的なお味噌は長期熟成されていません
大量生産のための効率化で、短時間熟成
強制的に発酵させているそうです
発酵食品が体に良いと言っても、不自然に発酵された食品がいいとは考えにくいです

短時間熟成、強制発酵したお味噌は、うま味が乏しくなって、酵素の働きもない
うま味がないから、添加物が足されて、出来上がった味噌が発酵して変化しないように、
更に添加物が入っているという
聞けば聞くほどに、短期間熟成は不自然な食べものに感じた

お味噌仕込みの材料は
煮大豆 米こうじ でした
お味噌によって、が入るかもしれない
これ以上の表示のお味噌はよくあるけれど、本当のお味噌は材料がシンプルであることがよくわかった

値段の価値を知ってしまうと、値段以上の価値を感じます

生産者の言葉、物語を聞いていたら、力のあるものを食べて、私も頑張ろうと思いました

祖母との思い出

幼い頃、祖母曾祖母がいた

祖母のことは、おおきいおばあさん、曾祖母のことは、ちいさいおばあさんと呼んでいた
ふたりは小さなお家でふたりで暮らしていた
私は週末、泊まったり、遊びに行ったりしていた
時々、近所のおばあさんが集まって、お昼を食べたり、おやつを食べたりした

ある日、ちいさいおばあさんが入院した
父とお見舞いに行った帰り、外から病院を見ると、3階位の病院の窓越し、おばあさんふたりで手を振っていた

あっ、おばぁちゃんだ!
幼かった私も、病院の外から手を振った

小さな体の、ふたりのおばあさんが、手を振っていた光景を、私はずっと忘れていなかった

大人になった今、思い出すと、心がきゅっとなる

おばあさんが孫を思ってくれていた気持ちに、とてもかなわないやと思う

だから、今、介護施設で出会うお年寄りが愛おしいのだろう
自分が大切に思われていたように、私もそうしたいと思う
祖母や曾祖母の手を握ることは、もう出来ないけれど、やさしさを残してくれた

私は、乳がんアトピーを経験した
その経験を生かして、同じように病を抱える人をサポートする道を選んでいる人もいる
そちらに、後ろめたいような気持ちがずっとあった
病の経験を生かさなければいけない、私は出来ていないと、思っていた

認知症は治らないと言われる、治らないばかりが、どんどん進行すると言われる
認知症に限らず、どこかで聞いたことがあるフレーズだ

認知症を治す進行を遅らせるためには、なぜそうなるかを知る必要がある

私は、どちらかというと、お年寄りのサポートをしたい
とっくにしているのだけど、しっかり経験を生かしていて、なんだかんだ安心したのです

どうにもならないことがある

お年寄りの近くに毎日のようにいると、その本人や家族から、100歳まで生きたいね、
100歳まで生きてほしいねと、100歳と言う目標をよく耳にする

そんなことを期待できちゃうほどに、お元気にされていた方も、
100歳を目の前に寿命を迎えることがある

悲しく、寂しいけれど、大往生である

食事を食べられなくなり、水も自分の唾液も飲み込めなくなり、やがて枯れていく
それでも、少しの間、声をかけて、手を握ると、温かいねと言葉をかえしてくれる
家族が明日も来るよと声をかければ、はいよと返事をしてくれる
あぁ、もう少しで、この声も聞けなくなるとわかっているから、今の、このことが嬉しくて、
家族といっしょにその時、その時の出来事を、時には笑顔で話している

介護施設は、たいへんな仕事だけれど、大切な仕事

これから、お年寄りの人口は増えていくけれど、介護の必要最小限に、出来るだけ我が家で暮らせるといいですね

認知症が増えたというのは、寿命が延びたからだと言う先生もいる
それもひとつあると思う
何にでも、良し悪しがある、作用と副作用がある、長所と短所裏表光と影

90歳を過ぎて最近、介護施設にきたお年寄りがいる
お話を聞いていると、年はとりたくないねぇと寂しそうにつぶやいた
あっちこっち駄目になっちまってと、手のしわや脚をぺしゃりと叩いてみせる、頭の後ろ側いつもモヤモヤしているという

何度も繰り返して経験してきた場面が、この頃、特に切なくなる
それは、何かやらなくちゃと思っているからか、どうにもならないことだから?!
辛いときは、成長する前触れひとつ進む前は辛さを感じるという

何もしなくても毎日過ぎていく、私にとって何もしないというのは、自分の意見を言わないことだ

人と違うことを言うのは、なんだかエネルギーをたくさん使う

寒さが続くからか、気弱になっています