「アトピーの前よりきれいになりました。」5ヶ月で職場復帰したエイコさんのアトピー体験談
「アトピーの前よりきれいになりました。」 by エイコさん
(35歳からアトピー発症 / ステロイド歴なし)
2009年、忙しく広告業界で働いている最中、アトピー発症。
偶然れのあの本と出逢い、自宅で体質改善をスタート。
5ヶ月で職場復帰。
その後、結婚・出産、呼吸法のインストラクターに。
「今度はアトピーさんを支える側に立ちたい」
自分らしく人生を生きるようになりました。
その後、11年たつ現在もツルピカ肌を維持。
1.仕事に忙しく、体が悲鳴を上げ始め、アトピー発症
2.本屋で手に取った本が、アトピー改善の分岐点
3.仕事を手放し、アトピー改善への取り組みスタート
4.アトピー前よりもツルピカできれいになった私
5.アトピーを克服して人生がガラリと変化
6.体験談で紹介した本
1.仕事に忙しく、体が悲鳴を上げ始め、アトピー発症
わたしは今から11年前、
35歳の春にアトピーが発症しました。
10年続けた雑誌の編集者から、
広告業界へと仕事を変えて3年目。
編集者時代も忙しくしていましたが、
広告業界での仕事は、広告の企画に制作、
金額の調整などを行っていくという仕事。
常に大きな金額の交渉、交渉、交渉。
しかも、本社は関西でしたので、
東京での仕事は私ひとりで決めていました。
「私しかいない。代わりはいない」
という責任感とプレッシャーから
緊張状態の毎日でした。
毎年春は新作発表と同時に、
現地でのメディア対応、広告の企画制作、
ブランドの会報誌制作などの他、
じゃんじゃん回ってくる原稿をチェックしまくる毎日。
自分で書く原稿もある。
それに取りかかれるのはやっと22時過ぎ。
終電で帰れるか、帰れないか。そんな毎日。
そんな訳で食事もいい加減。
便利だからとコンビニ弁当やファーストフードを
よく利用していました。
コンビニスイーツも新作が出るたびに買っては食べる日々。
甘い物は忙しい自分へのご褒美だからと
いつも楽しみに食べていました。
ごはんの代わりにお菓子やパンを食べる時もありました。
こんなんじゃヤバイかも、とさすがに思った時は、
コンビニのカット野菜を食べて
「体に良いことしてる♪」と思っていました。
今考えると恐ろしい食事内容でした。
その、まっ只中のことでした。
顔に吹き出物がポツポツとしばらく出ている状態でした。
緊張興奮状態が長く続きすぎて、
気が上にあがりきっていたんでしょうね。
その頃、いつも顔が赤かったような気がします。
半年ぐらい前からは背骨に沿って吹き出物が出ていました。
いくら整体でほぐしても癒されない腰の痛み。
肉体的には限界でした。
2.本屋で手に取った本が、アトピー改善の分岐点
ある日、途中下車していつもの本屋に寄り、
数日前から急に痒くなり始めた首の後ろを気にしながら
店内を歩いていたら、ある文庫の棚に1冊、
なんだか大きめな本がはみ出してささっていたのです。
ふと手に取ってみました。
その本は、
かわいらしい女の子が描いてあるピンクの文字の表紙で
『自分の力で アトピーが消えた!』というタイトル。
自分でアトピーを治すための本? へぇ。
アトピーの本って、東洋医学の先生が書いてる
文字だらけで分厚い本のイメージがあったけど、
なんてかわいらしい本なの。
しかも文字が大きくて読みやすいこと!
なんとな~く体のあちこちが痒くなり始めていたけれど、
まだ 自分の体の中に「アトピー」の認識はありません。
少し読んでみると、この本に登場する女性が、
私と同じ業界でハードに仕事をしていた人でした。
読み進めるうちに自分とかぶると思い、
そのめちゃくちゃな生活ぶりに、
そりゃアトピーになるわ…と思いました。
「皮膚は排泄器官」「ストレス」
「血行が悪くなって体温が低下」
……ん? んん?!
春だっていうのに
私しばらくずっと寒くてしかたないんだけど?
この痒いの、汚れた体内の排泄なの?!
え、私もう排泄が始まってるの??
“ 私たちの3大排泄は、
「尿・便・生理(男性は体毛や汗)」です。
その機能がきちんと働かず、またはあふれて
「皮膚から異常な排泄」をするのがアトピーです。
体温が高い人は、
老廃物を「汗」や「ニキビ」で出すのでしょうが、
免疫力の弱いアトピーさんは体温が低めなので、
「アトピー」で出します。”
まずいーー! これ、私のことだわ…!!
え、困る、繁忙期、繁忙期、仕事パンパン、困る、困る。
頭はうろたえながらも、
体はもう悲鳴をあげている状態だったので
完全に自覚があるわけです。
夢中で読み進めます。
アトピーのメカニズムがわかってくる。
すごくシンプルな仕組みなんだとわかってくる。
皮膚からアトピーとして出さないためには、
正常な3大排泄(尿・便・生理)に戻していけばいいのね。
そのためには、食を整えて、しっかりした骨を作って、
血行を良くして体温を上げること!
もうずっと便秘気味とは感じていたけれど、慣れちゃってた。
ため込んでるってマズイことなんだ・・・
ためこんで、アトピーで出したくない…!
便を出すってやっぱりとても大事なことだったんだ。
「骨」が「免疫」に関係あるなんて!初めて聞いた。
「食」と「温める」だけでなかなか治らなかった人たちは、
「骨」を丈夫にすることで良くなって、
再発もしなくなったんだ。
牛乳もカルシウムを摂るのに良いと思っていたけど、
そうじゃなかったんだ。
私けっこう好きで飲んでたんだけど(涙)
一般的なカルシウム剤も、実際はよく知らないと
かえってカルシウム不足になっちゃうんだ~怖いなぁ。
アトピーも「ドロドロ」とか「ヤケドの手当て」とか
衝撃的な表現で、でもだからこそわかりやすい。
内側から変えていくだけじゃなくて、
外側からのケアも大事なんだ。
代謝を上げるような化粧品もあるんだ。
アトピーの跡が残らなくなるんだ。
歩いたり、入浴してじっくり汗をかくことも必要!
私まったく歩いてなかったなぁ。
その場で読み終えました。
もちろん買いました。
なるほど。ひどい状態だとこんなになるんだ。
でもこうしていけば改善するんだ。
ツルピカになるんだ!前よりも! 治るのね!オッケー!
私、これからこうなるんだ。…… よし、やろう。
アトピーのことを詳しく知らなかったので、
それは衝撃の内容だったけど、
とにかくすべてがストレートに書いてあると思った。
本質的なことが書いてあると思った。
全部自分のことだと直感して、
これからのことを覚悟し始めました。
そして、家に帰ってお風呂に入って
少しホッとしたと思ったら……
みるみる顔が熱くなってきて真っ赤っ赤。
熱も一気に上がったので寒気でも震えました。
顔と頭の血管が爆発する?! っていう勢いだったので、
救急で病院に駆け込みました。
と同時に、仕事の関係者あちこちに連絡をとって、
抱えていた仕事を謝ってお願いしました。
とにかく休みたい。
心身のスイッチ切りたい。
まずい、まずい、死んじゃう。
こんな感じで、爆睡しました。
目を覚ましたら、ベッドの中でも
顔が腫れ上がっている感覚がありました。
おそるおそる鏡を見るともう全くの別人でした。
でも私はあの本を読んでなぜか治す自信がありました。
大きい期待があったので
病院でのステロイド薬はお断りして、
実家に戻って手当を始めることにしました。
極限状態だったので決断も迷いなしでした。
3.仕事を手放し、アトピー改善への取り組みスタート
さあ、手当のスタートです。
とにかくストレスの大元だった仕事を手放したので、
もう全力でアトピー治療に専念できます。
仕事を手放して病人になる準備が整ったら、
体が緩んだのでしょうか。
炎症は首から顔に上がり、
それから手足に下りていくように
一気に広がっていきました。
アトピーは「広がって、薄まって、治っていく」こと。
そして、排泄が起きる順番、治っていく順番があること。
良くなってくると、
顔から下にだんだんとアトピーが下りて行き、
足まで行って、
まだ老廃物が残っていたらまた顔に出て・・
を繰り返すこと。
最後に残っている首のアトピーが消えていき、
顔にニキビが出るようになったら本当に最後。
笛木さんの本に書いてあった通りのことが
自分の体に起きていくので、
ここで本の内容への信頼がさらに増しました。
寄りどころがある安心感を確認しつつも、
真っ赤に腫れあがった皮膚を前に
オロオロしっぱなしでした。
顔が、体中が、熱い、赤い、かゆい、寒気もある。
パニックです。
生まれて初めての経験です。
(※続きは、オンラインサロンでお読みいただけます。 アトピーくらぶれのあオンラインサロン)