朋子

今年の桜も、きれいですね

「これは、夢だよねぇ…夢よね…」

 

桜の木の下で、口をぽかーんとしながら、ゆっくり桜の花を見上げて、おばぁさんが言っていた

 

夢ではないですよと伝えると、にこーっとされた

 

また、ぽかーんとしながら桜を見上げている

 

「夢よねぇ」と、たずねるから
夢ではないですよと伝える

 

安心したように、また、にこーっとされた

 

杖をついているおばぁさんの横では、娘さんがしっかりと支えていた

 

おばぁさんがたずねるたびに、娘さんは隣でにこにこしていた

 

母は桜が大好きなのと教えてくれた

 

今、この瞬間が幸せいっぱいだった

 

2年前、桜を見上げた春は思い出となった
100歳の春でした
あの素敵な笑顔が、今も思い浮かびます

 

今年の桜は今だけですよ
お年寄りを外へ連れ出して下さいよ
上司の言葉にスタッフは、車いすのお年寄りを連れて、行ったり来たり

 

一生懸命、桜を見上げるお年寄りの皆さんをみていたら、私たちが癒やされた

 

アトピーが出ていたとき、乳がんの療養生活中、桜どころではなく、うつむいていた年もありました

 

それでも、桜は毎年、きれいに咲いていました
わたしも少しずつ、だんだん、桜を楽しむ気持ちを取り戻しました

 

今年も
今年の桜
楽しんでいます

数年前は、氷をボリボリ食べていました

無性に氷を食べたくなる症状、
“氷食症”という言葉があるそうです

 

数年前、まさに、こういう人でした

 

一年中、氷をボリボリ噛み砕きたくなる衝動がありました
特に、細かい氷が好きでした

 

からだを冷やすことは、絶対にダメと禁止する感情を感じながら、氷を頬張る衝動を止めませんでした

 

“氷食症”でネットをみていると、鉄欠乏性貧血のキーワードが多くでてきます
確かに、フェリチンの値が一桁の時があって、貧血と診断を受けたことがあり、生理の前後は起きることが出来ない日がありました
何とかしなくてはと、もがきながら5年過ぎました

 

今は、こまめに通っていた血液検査へ行くことを忘れたくらいに、体調が良くなっています
処方された鉄剤を飲むことなく、回復してきました

 

そして、昨年もその前の年も、今も、氷を頬張る衝動は、なくなりました

 

5年の間にやったことは
温熱を受けたこと
糖鎖とカルシウムのサプリメントを飲むこと
土鍋で雑穀米を炊いていること
水素風呂に入ること
コアの濃いお水を飲むこと
それから、結婚したこと!

 

年々、からだの内側から強く元気になってきたなぁと感じます

 

暑い日、お店でアイスコーヒーを頼んだとき、グラスの氷を見ながら、前はボリボリ噛み砕いていたなぁと過去を思い出しました

 

あの衝動は、からだの不具合を何かしら表していたのだろうなぁと、今は思うのです

通勤をバスから電車へ替えてみたら快適です

今の職場、今年は勤めて8年目になりました

 

最寄り駅から離れた場所に施設があって、最寄りのバス停からは、15分ほど歩くので、9割の職員が車通勤をしています

 

わたしは、数少ない交通機関で、通勤を続けています

 

最寄りのバス停は、バスの終点です
終点には女子大があり、特に今、オリエンテーションが多くある4月は混雑します
始発のバス停から終点まで、満員のバスに揺られての通勤は、毎年辛いものを感じます

 

今週はじめ、電車が止まってしまい、バスの始発駅へ行けませんでした

 

他線へ乗りかえて、職場の最寄り駅へ行き、そこから30分弱、勤めている施設まで歩きました

 

勤めはじめた頃も歩いたことはあったけれど、とてもしんどくて、これなら混んでいるバスに乗った方が全然楽だと思いました

 

しかし、今回は違いました

 

朝の30分弱の歩きは、とても清々しく気持ちが良くて、今週1週間、このコースで通勤を続けました

 

数年前と比べて今は、体力も付いたのだなぁとうれしく思います

 

アトピーと乳がんを経験してから、健康のために歩かなくてはいけない!
自分への義務がありました
出来ていないとき、焦りや不安を感じました
でも、それはそれで、今に繋がっているのなら、良かったと思います

 

あの時の焦りや不安も、今では、歩く方が気持ちが良いなぁと言う喜びの感覚に変化しました

 

昨年の夏は、暑さにバテバテでしたので、今年は少し良くなると良いなぁと思っています

縮毛矯正していた髪の毛

職場の受付の職員さんが、髪型を変えていた

 

子どもの入学式なので、縮毛矯正してきたのよという

 

クセ毛が嫌でしょうがなくて、縮毛矯正していた自分のことを思い出した
お風呂上がりや、汗をかいたとき、雨に濡れたとき、クルクルッになるくせ毛と悪戦苦闘していた

 

乳がんやアトピーの経験をきっかけに、自然療法に興味をもってから、クルクルッになるくせ毛を少しだけ好きになった
わたしの自然な姿を受け入れた

 

その頃から、縮毛矯正は全くしなくなりました

 

まさに、let it go~ありのままで~の心境でした

 

そして、最近は、あんなにボリュームのあったくせ毛の髪が、しっとりサラサラな髪になりました

 

ボリュームが減ったのは、もしや年齢のせいなのかもとドキドキしています

 

髪がサラサラになった髪質変化は、毎日入っている水素風呂と、れのあのデトックスルームによるものに違いないと思うのです

通勤電車からみえる風景

毎朝、通勤電車に乗ると、進行方向の左側、大きな窓の前に立ち、毎日、違った表情の富士山を眺め、楽しんでいます

 

生まれ故郷の静岡県、車通勤の窓からは、いつも富士山がみえていました

 

富士山は、何も考えない時間をつくってくれる、ホッとする風景です

 

通勤電車の降りる駅が近付いてくると、手前の大山の後ろへ富士山が隠れていきます

 

最寄りのバス停から職場へ歩くときは、大山を眺めながら歩きます

 

どこかへ出掛けたとき、帰り道に大山が見えてくると、帰ってきたなぁと安心します

 

秋田生まれのおばぁさんは、テレビの雪景色をみて、あんなに降ったら大変だぁとつぶやく

 

北海道生まれのおばぁさんは、北海道の住所を細かく教えてくれる、あんた近所なら遊びにおいでという

 

山形、富山、福島、熊本…みんな生まれ故郷を離れて、ここにいる

 

そして、故郷を離れた、淋しさとたくましさの両方を感じる

 

わたしは、淋しがりで何にも出来ないから、実家を離れてひとりで暮らすことなんて考えられなかった
けれども、だからこそ、実家を離れて暮らして本当に良かった

 

故郷を離れ、今ここにいるお年寄りの気持ちが、ほんの少しでも感じられるように思うのです