あと少し 早く起きて
あと少し 早く電車に乗って
あと少し 早く職場に着いて
余裕のある人になりたい

ひとつふたつ前の電車は、今より空いていて、快適な通勤が出来るのかもしれない

でも…
あと少し、と言うよりは
出来るだけ、時間ギリギリまで寝ていたい
だって、眠いのだもの

そして、今日も、時間ギリギリまで、うつらうつらと眠って、布団から飛び出していく
通勤の電車やバスが定刻通りに動くか、渋滞しないか、ひやひやしながらの通勤

4月になった
電車やバスは、春休みが終わった学生が増えて、混雑している
通勤で使っている、女子大行きのバスは、先週までの空席が嘘のようだ

バスの座席を埋め尽くしている女子学生は会話を楽しんでいる
甲高い声がこだまして、声が集まると凶器になる

わたし、静かに通勤したいと心から思った
そして、ついに
少し早く起きて通勤するを、実行しなければいけないときが来た
そのために、今より少し早く起きる

やってみたら、やっぱり快適だ

1日、2日、1週間、2週間、継続していくと、ちょっと早くは習慣になってきた
ちょっと早いと感じていた時間が、今は普通になった

季節もちょうど気持ちが良くて、桜の花の後
柔らかそうな、やさしい緑の葉っぱをつけた木々を、眺めている
朝起きて、仕事に行くことが、この頃、気持ち良く感じている