電車に乗って帰省中、熱海辺りから、にぎやかに乗車してきた家族連れがありました

 

ふたりの娘さんらしき人の間に、小柄なご老人が、ちょこんと座っていた

 

少し耳の遠いご老人に合わせて、娘さん達が大きな声でお話しをしてくれて、楽しい会話が聞こえてきました

 

ご老人
「長生きしすぎたよ、もう、そんなに長くないなー」

 

娘さん
「なーに言ってるの、ついこの間、108歳まで生きるって、いってたじゃない」

 

「あと、2年よ」

 

えーーーと、わたしは驚いた

 

今、ご老人は、106歳と言うことになる

 

オレンジ色の大きなサングラスは、小さなお顔の3分の2にかかっている

 

お家で食べるようにと、駅弁を買ったらしく、袋をごそごそして、今すぐ食べようとするご老人

 

娘さん達が、家で食べるから、そのまましてねと言われても、ごそごそして気になる様子、そのままよ、ごそごそ…

 

ほっこりする風景、会話が繰りひろげられていました

 

職場の高齢者施設も、娘さん達が、高齢の父親に会いにやって来ます

 

中には、幼い頃から別々に暮らしていたから、父親のこと、よくわからないのよと言う家族もいる

 

ひとりひとりに歴史がある

 

大変な苦労、戦争経験のあるお年寄りもいる

 

命のおわりの少し前の時間に、出逢えた人達

 

その人らしく、穏やかに、好きなように過ごせるように
託されたその時間に、責任を感じる

 

3月になりました
お年寄りを連れて、お庭の桜を見に行くことが、今月の楽しみです