アトピー改善のヒント

    【スキンケア方法】アトピーの状態によって使い分けよう

    「アトピーは、化粧水やクリームでは治らない」

    私達は、ついアトピーの乾燥肌に「特別な保湿剤」を求めてしまいます。
    ステロイドの代わりになるような、化粧水やクリームがどこかにあるのではないかと求めてしまいます。

    その気持ちは十分に分かります。
    私もアトピー経験者ですし、31年間もアトピーの方々をサポートしていれば、魔法のような化粧水やクリームがあったら、どんなに素敵かと思うことがあります。

    しかし、現実はそう優しくありません。

    アトピーの乾燥は、保湿剤を塗った直後はカバーできても、またすぐに乾燥してしまいます。
    保湿直後は少しかゆみが和らぐ感じがしますし、ガサガサ縮んでいた皮膚が一時的に良くなる感じがすることもあります。でも、それは改善ではありません。

    何度塗っても何も変わらないと、泣きたくなることが多々あります。
    それでも、乾燥しているお肌を放置しておくのはよくありません。
    たとえ一時の保湿でも保湿することに意味があります。
    その理由は、保湿(うるおい)は外部からの雑菌やウイルス、チリ、ほこりから体の内部を守るという大きな意味があるからです。

    明肌逢パック

    記:アトピーくらぶ れのあ代表・笛木紀子(ふえきのりこ)

    <出版物>
    ●アトピーっ子の安心ごはん
    ●自分の力でアトピーが消えた!
    ●アトピーを脱いで本当の自分に出逢う

    ▼モスバーガー「やさしい豆乳スイーツ」発起
    ▼セブ島「Rumahホテル」美と健康コンセプト-監修
     

    – 目次 –
    1.  体の中から健康になること
    2.  アトピー状態によって使い分けるスキンケア方法
     (ア)  かゆみが強い時
     (イ)  極端な乾燥による、異常な落屑がある時
     (ウ)  掻き続ける期間が長く苔癬化(ゴワゴワと厚く黒ずむ)してしまった時
     (エ)  掻きすぎて組織が破壊され白ナマズになった時
     (オ)  浸出液が出た時
     (カ)  洗顔方法
     (キ)  タオルドライ
     (ク)  身体の洗い方
     (ケ)  紫外線防止
     (コ)  シャンプー
     (サ)  ヘアーコンディショナー
     (シ)  入浴法
     (ス)  汗をかいた時
     (セ)  室内の湿気
    3.  保湿が必要な理由
     (ア)  皮膚の働き
     (イ)  どのような保湿剤を選べばよいのでしょうか

     
     

    1.体の中から健康になること

    アトピーで辛いことは、数えきれないほどありますが、一番は「かゆい」ということですよね。
    この「かゆい」という状態は、入浴後、運動後、就寝前、ストレスを受けた後、食後など、いつでも襲ってきます。

    我慢していても一か所を掻きだすと連鎖的に痒くなり、気づけば半日掻いて時間が過ぎていたなどということもあると思います。
    掻き続けたことで、皮膚は薄くなり血液や浸出液がにじみ、風が吹いても痛いほどバリアのない薄い皮膚になっている人も多いことでしょう。

    この状態から抜け出すためにアトピー改善に取組むのですが、2つの側面から行うことが大事になってきます。

    それは、「内面美容」と「外面美容」という捉え方です。

    内面美容とは、体の中から健康で綺麗になっていくことです。
    アトピーの人は様々な要因により、免疫力や内臓、ホルモンや自律神経、骨との関係性から皮膚上に症状を伴います。体でアンバランスが起きている所を正していかなくてはいけません。
    アトピー改善についてはこちらをご覧ください↓↓
    31年間アトピーだけを追求。改善に必要な5つのこと

    また、外面美容とは、皮膚のスキンケアを指します。
    アトピー肌の保湿、美容液の使い方、クリーム・オイルの使い方、洗顔の仕方、紫外線の対処法などです。

    アトピー体質を改善していくということは、内面と外面を同時にケアしていく必要があります。

     
     

    2.アトピー状態によって使い分けるスキンケア方法

    実際にどのようにスキンケアを行っていくのかお伝えします。
    また、スキンケアを行うにあたって、どうしても大切になってくるのが使用するスキンケア用品です。
    世の中には、たくさんのスキンケア用品がありますが、今お使いの物でも良い場合もありますし、見直しが必要になることもあります。
    私が自分で開発したスキンケア用品がございますので、参考までに記載させていただきます。

     

    2-(ア).かゆみが強い時

    かゆみが強いので繰り返し掻いて傷になってしまったり、血や浸出液が出てしまうこともあると思います。
    そんな時は、「消毒」して「保護」をします。

    アトピーの手

    【用意するもの】
    ●消毒作用のある沁みない化粧水
    ●保湿効果の高いクリームまたはオイル

    【使用する順番】
    化粧水 → クリームまたはオイル

    オイルやクリームは、その日の状態で選んでいいですし、両方塗っても問題ありません。
    両方塗る時は、クリームをオイルで伸ばすように使用します。
    どちらかの時は、その日の皮膚の様子でラクなものをお選びください。

    <れのあ基礎化粧品の場合>
    化粧水ミスト#2クリーム#1またはオイル#1をご利用ください。

     

    2-(イ).極端な乾燥による、異常な落屑がある時

    乾燥することで、さらに痒くなる。
    血液が出ると真皮層にまで被害は及んでいるので、傷が深いことを認識し、何度も何度も繰り返しケアすることが大切です。

    アトピーの足

    【用意するもの】
    ●保湿力のある化粧水
    ●栄養価の高い美容液
    ●保湿力のあるクリームかオイル

    【使用する順番】
    保湿力のある化粧水 → 栄養価の高い美容液 → 保湿力のあるクリームかオイル

    <れのあ基礎化粧品の場合>
    化粧水ミスト#1 → エッセンス → クリーム#1オイル#1

     

    2-(ウ).掻き続ける期間が長く苔癬化(ゴワゴワと厚く黒ずむ)してしまった時

    苔癬化(たいせんか)とは、掻き壊しを繰り返し、ごわごわと皮膚が厚く硬くなってしまった状態です。
    皮膚が固いと美容液は入っていきません。この状態の皮膚はクリームで覆いたくないのでオイルで保護します。

    アトピーの背中

    【用意するもの】
    ●剥離作用やホワイトニング作用のある洗顔
    ●保湿力のある化粧水
    ●保湿力のあるオイル

    【使用する順番】
    剥離作用やホワイトニング作用のある洗顔  → 保湿力のある化粧水 → オイル

    <れのあ基礎化粧品の場合>
    明肌逢(めきあ) → 化粧水ミスト#1 → オイル#1

     

    2-(エ).掻きすぎて組織が破壊され白ナマズになった時

    尋常性白斑(じんじょうせいはくはん)は、別名白ナマズと呼ばれている皮膚疾患です。
    白ナマズの原因は不明ですが、皮膚を搔き過ぎて組織が破壊された結果、細胞の機能停止があると言われています。
    組織が破壊されているため、できることに限りはありますが、日光浴をして皮膚を活性化し栄養価の高い美容液を塗りましょう。

    アトピーの足:白なまず

    【用意するもの】
    ●栄養価の高い美容液

    <れのあ基礎化粧品の場合>
    エッセンス

     

    2-(オ).浸出液が出た時

    健康な皮膚は一枚の大きな皮です。
    アトピーの人は掻くことにより皮膚が薄くなったり傷ついたりします。
    皮膚には身体の深部を外部から守るという役割があります。
    傷ついた皮膚は雑菌が侵入しやすくなるため、身体は浸出液を出して擬似的にも膜を作ろうとします。
    それは防御作用として必要なことですが、くさい臭いがしたり、ベトベトして気持ちが悪く、この状態になると
    大変気持ちが憂鬱になる方をたくさん見てきました。
    このような状態の時は、浸出液が少しでも垂れてこないように、上から保護します。

    【用意するもの】
    ●消毒作用のある沁みない化粧水
    ●保護効果の高いオイルまたはクリーム

    <れのあ基礎化粧品の場合>
    化粧水ミスト#2 → オイル#1クリーム#2を薄塗りする。

     

    2-(カ).洗顔方法

    赤みがある時は炎症が強いため、基本はぬるま湯で洗うようにしましょう。
    皮膚に黒ずみがある時は、美白効果の高い洗顔用パックを使いましょう。

    レノリア明肌逢パックの泡

    【用意するもの】
    ●美白効果の高い洗顔用パック(黒ずみがある場合)

    <れのあ基礎化粧品の場合>
    明肌逢(めきあ)

     

    2-(キ).タオルドライ

    タオルの洗濯には柔軟剤や合成洗剤を使用しないようにしましょう。
    オーガニックコットン100%など柔らかいタオルでそっと水分を抑えるように拭き取りましょう。

    私がおすすめするショップは、オーガニックコットンのタオルや布ナプキンを扱う「メイド・イン・アース」や、抗菌力のある竹を素材とした天然繊維の竹布(TAKEFU)さんです。

    メイド・イン・アース
    https://www.made-in-earth.co.jp/

    竹布(TAKEFU)
    http://www.take-fu.jp/

     

    2-(ク).身体の洗い方

    基本的に、石鹸もボディソープも一切使いません。
    その理由は、必要以上に皮脂膜を落としたくないからです。アトピーの方はただでさえ皮脂膜が薄いのに、
    さらに石鹸などで落としてしまうのは逆効果です。

    それでも皮膚の汚れや匂いが気になる場合、水そのものを変えましょう。
    塩素除去はもちろんのこと、汚れを落とす力のある界面活性力のある活性水をお薦めします。
    アトピーの状態が良くなったら、気になる汚れは泡のパックでサッと洗い流します。
    陰部や脇は、毛穴が大きく皮脂や汚れがたまりやすいので、そのような箇所はシャンプーで洗います。
    シャンプーの選び方は、以下の2-(コ)でお伝えします。

    <れのあの場合>
    ●お水(界面活性力あり): コアのシャワーヘッド
    ●泡のパック: 明肌逢(めきあ)
    ●シャンプー: シャンプー

     

    2-(ケ).紫外線防止

    市販のSPFやpH表示のものは刺激があるため、皮膚に優しい刺激性の少ないものを選択しましょう。
    強い製品を塗ると、そのダメージばかりでなく落とす時に刺激性の高いものでないと落とせなくなります。その分、皮膚への負担が強くなります。
    皮膚に優しいクリームを塗り、スキンケアのパウダーを叩いて使用しましょう。

    太陽光

    【用意するもの】
    ●皮膚に優しいクリーム
    ●自然派のパウダー

    【使用する順番】
    クリームを薄くのばして塗る → パウダーをのせる

    <れのあ基礎化粧品の場合>
    ●日常の対策: クリーム#1 + スキンケアパウダー
    ●強い紫外線に当たる時: クリーム#2 + スキンケアパウダー
    ●海へ出かけた時: クリーム#2スキンケアパウダーを1:1で混ぜて塗り、仕上げにスキンケアパウダーを塗布

     

    2-(コ).シャンプー

    安価なシャンプーは、合成原料、香料、大量の界面活性剤を使用している可能性が高いため、アトピーの方は控えた方がよいでしょう。
    さらに合成原料が多いと、頭皮は乾燥し、髪に負担になります。

    また、アトピーがひどい時は、頭皮をゴシゴシ洗うことはお勧めしません。
    ボトルに入れて泡立たせるタイプのものを選択しましょう。髪に泡を乗せるだけで、汚れを吸着除去します。
    洗いあがりで、手ぐしがスムーズになることが目安です。

    <れのあ基礎化粧品の場合>
    レノリア シャンプー

     

    2-(サ).ヘアーコンディショナー

    さらに髪が乾燥する人は、仕上げにぬるま湯に溶いたコンディショナーをかけ、洗い流しません。

    <れのあ基礎化粧品の場合>
    レノリア ヘアパック

     

    2-(シ).入浴法

    体温の低下は皮膚の乾燥を助長するため、しっかり入浴して体を温めましょう。
    水素風呂、塩風呂などを利用すると温まりやすくなります。
    寒い季節は外気が乾燥しているため、入浴後のスキンケアは浴室内で行うとよいでしょう。

    <れのあの場合>
    水素風呂 ※スマホから見ている方はこちらから
    深層海水塩入浴剤

     

    2-(ス).汗をかいた時

    汗をかいた後の皮膚のpHは3ぐらいになります。健康な皮膚のpHは、5~6ぐらいです。
    汗をかくと痒みが生じるのはこのためでもあります。
    汗をかいたらできるだけ早めにシャワーなどで流すか、清潔に保てる化粧水を塗布して、皮膚の持つpHを元に戻してあげましょう。

    ボディシートやウェットテッシュなどでふき取ると、成分のアルコールで乾燥を招き、さらに痒くなることもあるので避けましょう。

     

    2-(セ).室内の湿気

    室内が乾燥していると、皮膚から水分が奪われてかゆみが増すため、お部屋を加湿しましょう。
    ただし、加湿器はプラスイオンを発生するものもあるので、お部屋にお水で濡らしたタオルを置くことをお勧めします。

     
     

    このように、アトピーのお肌を守るためにできることを(ア)から(セ)まで14種類お伝えしました。
    肌の乾燥を守るということは、肌の健康を守るということです。

     
     

    3.保湿が必要な理由

    もともと人類は進化の過程の中で海から上がってきました。
    常に水に覆われていたわけですから、湿気が無いと生きていけません。

    そこで身体の表面を水分で覆うために水分保持機能を持ちました。
    目は涙、鼻は鼻水、口は唾液、皮膚は角質層です。
    これにより常に潤いを保っているのです。

    しかし、アトピーの皮膚は切れていたり、傷があります。水分が蒸発してしまいます。
    そんな時はお魚のように海の中で生活するのが理想です。
    ですから、入浴の時にお塩を入れたり、海水浴をお勧めしたり、保湿の化粧水でたっぷりと水分補給することが必要です。

     

    3-(ア).皮膚の働き

    皮膚は、外的要因から体を保護する機能があります。

    角質層(0.02mm)が、石垣のように重なって10~20層あります。
    死滅細胞として14日間存在することで皮膚の深部を守ります。
    しっかり14日間この場所に留まって、皮脂膜の次に私たちの内部を保護している大切な層になります。

    皮膚構造

    その角質層の厚みは個人差があり、10~20層といわれていますが、乾燥がひどい人ほど角質層は薄い傾向にあります。

    アトピーの人は、その角質層を掻くという刺激や乾燥で落層させてしまいます。
    自分が座っていた場所に皮膚が落ちているというのは、まさに角質が体内を保護する役割を果たさずに落ちてしまっている状態です。

    そして掻くことが度重なると、皮膚はその刺激で厚くなっていきます。
    かかとやひざが摩擦で厚くなるように、皮膚の炎症が長引き、強烈な乾燥状態に陥ると皮膚がゴワゴワと厚くなり黒ずんだような状態になっていきます。

    この状態を苔癬化(たいせんか)といい、アトピーの中ではかなり重症です。
    この時は、ジュクジュクや赤い炎症はなく、かゆみも比較的穏やかになっていますが、それは皮膚が新陳代謝しなくなったからで、改善するのにかなりの努力が必要となります。

    そのため、炎症が起きている時に正しいスキンケアを施し、苔癬化、皮膚を硬くさせないことが一番です。
    それはいかに保湿するかということに関わってきます。

    剥離が激しい時は、化粧水だけでは乾燥します。
    その化粧水も朝晩だけではなく、乾燥したら塗るという感じで、一日に何度も何度も塗ってください。
    そしてそのあとに、皮膚の生体成分を高濃度で配合した美容液を塗ります。
    さらに化粧水や美容液が蒸発しないように、オイルやクリームで蓋をします。

    また、アトピーの人の皮膚はささくれたような状態になります。
    このささくれた皮膚は手で触っていると気になります。
    テレビを見ながらとか入浴中につい毟(むし)りたくなりますが、皮膚とは無理に毟(むし)るものではありません。

    このような時は、保湿成分の入った洗顔の泡(明肌逢(めきあ)-泡パック)でマッサージすることにより上手にからめ取ります。
    それでも取れない時は、まだ取ってはいけない必要な皮膚ということです。
    水分補給しながら泡で洗浄すると、ぬるま湯で洗ってから水分補給するより潤います。

    このようにアトピーの皮膚は日々変化します。

    昨日食べた物にも影響されますし、気温や湿度にも簡単に影響されます
    皮膚の働きを理解し、毎日適切なケアをしてあげることが跡にしない大切な方法です。

    その中で、もっとも注意を払いたいことは、いかに乾燥させないかということです。
    丈夫できれいな皮膚の最大のポイントは潤いです。

     

    3-(イ).どのような保湿剤を選べばよいのでしょうか

    もともとアトピーの人の皮膚はキメが細かいために、ニキビや吹き出物で排泄できないのです。
    このように繊細な皮膚だからこそ、きちんと改善すると誰もがうらやましがる皮膚になることは31年間の経験上解っています。ですから炎症時から丁寧な正しいスキンケアをお勧めします。

    スキンケアの商品は国産・無添加は当然ですが、無添加のために栄養素が少ないと傷ついたアトピーの皮膚を跡にせず改善していくことは難しくなります。

    また、植物性の成分を配合しているとあたかも皮膚に優しいような感覚を持ちますが、それはあくまでもイメージの世界です。
    私たちは動物です。
    水には水がなじみ、脂には脂がよくなじむように、動物には動物性がよくなじみます。
    最大保湿因子ヒアルロン酸は、鶏のトサカから抽出されたものですし、スクワランオイルは深海鮫の肝臓から作られています。
    かつて負傷した日本兵が、傷口に豚の皮を張ったのも有名なお話しです。
    このように、動物性のものは昔から化粧品の材料として歴史があり結果を残してきました。

    アトピーは皮膚が傷ついたり、乾燥が激しいため、肌の再生を促すような美容液(エッセンス)を必要とします。
    また、ひっかいた皮膚を清潔に保ちたくても、ヨードチンキやエタノールなどは痛すぎて、逆に刺激になります。
    健康な皮膚のpHは5~6ですが、pHにも考慮された商品が望ましいです。
    今までたくさんのスキンケア商品を使われ、上手くいかず、疑心暗鬼になられることもあったと思います。
    また、一部の医師は脱保湿を唱えますが、乾燥は最も危険だということもお伝えしました。

    まず気になった商品を手に取り、少しでも生活することがラクになるように、根気良くケアされることをお勧めいたします。

     
     

    <参考-スキンケア用品>

    保湿用化粧水:レノリア ミスト#1
    抗菌用化粧水:レノリア ミスト#2

    保湿用オイル:レノリア オイル#1
    保護用クリーム:レノリア クリーム#1
    保護用クリーム:レノリア クリーム#2

    保護用パウダー:レノリア スキンケアパウダー

    保湿・美白パック:レノリア 明肌逢(めきあ)
    再生リペア美容液:レノリア エッセンス

    泡で洗う:レノリア シャンプー
    頭皮と髪にやさしい:レノリア ヘアパック

    コアのシャワーヘッド:コアのシャワーヘッド

    商品一覧
    http://renoa.net/product/list/2

     
     

    笛木 紀子(ふえき のりこ):株式会社レノアコーポレーション 代表、アトピーくらぶ・れのあ 所長アトピーくらぶ れのあ 代表 笛木紀子(ふえきのりこ)

    <出版物>
    ●アトピーっ子の安心ごはん
    ●自分の力でアトピーが消えた!
    ●アトピーを脱いで本当の自分に出逢う

    株式会社レノアコーポレーション
    東京都町田市高ヶ坂1-1-22
    電話:042-726-1107

     

    アトピー改善についての記事はこちらから → 「31年間アトピーだけを追求。改善に必要な5つのこと

     

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    31年間アトピーだけを追求。改善に必要な5つのこと

    私は自分自身がアトピーであり、自分で改善しました。
    そして、息子のアトピーも改善しました。
    その経験をきっかけにアトピーの方々の改善をお手伝いしていたら、31年間経っていたという状態です。

    31年間もアトピーの方々と接してきましたが、未だに「アトピーの原因は分からない」ということです。
    原因は分かりません。
    しかし、それはアトピーが改善しないという答えではありません。

    ここでは私が31年間の経験から、いま最もアトピー改善に必要だと思う5つの方法をご紹介します。

    私はアトピーに苦しんだ方々の涙をたくさん見てきました。
    結婚を諦めてしまった人、仕事を続けられなかった人、うつ病になってしまった人など、アトピーであるために辛い思いをされてきました。
    どうか諦めずにアトピーを改善して欲しいと思っています。

    そう思い、今まで数えきれないほどの改善法を試してきました。

    思うように成果が出なかった方法もたくさんありますが、ここで紹介する5つは、どれも体の仕組みから変えていく方法です。

    以前にアトピー改善の本もいくつか書かせて頂きましたが、ここでお伝えすることは最新の内容です。
    やや長文になりますが、本気でアトピーを改善したいとお考えの方は是非ご覧ください。

    アトピー改善の5つのポイント
    1.皮膚・腸・咽頭の炎症を取り除く
    2.自分に必要な食事法を知る(3つのタイプ)
    3・サプリメントは細胞・腸・抗酸化・ミネラルを使う
    4・体温を上げて免疫を高める温熱療法
    5.細胞から元気にするファスティング

    改善のヒント

    記:アトピーくらぶ れのあ代表・笛木紀子(ふえきのりこ)

    <出版物>
    ●アトピーっ子の安心ごはん
    ●自分の力でアトピーが消えた!
    ●アトピーを脱いで本当の自分に出逢う

    ▼モスバーガー「やさしい豆乳スイーツ」発起
    ▼セブ島「Rumahホテル」美と健康コンセプト-監修

    – 目次 –
    1.  アトピーの原因とは
    2.  皮膚・腸・咽頭の炎症を取り除く(改善ポイント1)
    (ア)  皮膚の炎症(スキンケアと水素風呂)
    (イ)  腸内環境を整えよう!
    (ウ)  口呼吸が免疫のバランスを崩す
    3.  自分に必要な食事法を知る(改善ポイント2)
    (ア)  栄養不足タイプ(貧血になりやすい)
    (イ)  デトックスタイプ
    (ウ)  糖質過剰タイプ
    4.  サプリメントは細胞・腸・抗酸化・ミネラルを使う(改善ポイント3)
    (ア)  細胞から元気になる「糖鎖」
    (イ)  腸内環境の改善
    (ウ)  水素で抗酸化
    (エ)  ステロイド性骨粗鬆症
    5.  体温を上げて免疫を高める温熱療法(改善ポイント4)
    (ア)  夜は38~40℃のお風呂に15分程度入る
    (イ)  筋肉を付ける
    (ウ)  温熱療法を利用する
    6.  細胞から元気にするファスティング(改善ポイント5)

     

    1.アトピーの原因とは

     
    アトピーの根本的な原因は何でしょう。
    原因が分かれば、アトピーは改善すると期待されますが、原因は未だに明らかになっていません。
     
    原因は特定できていませんが、アトピーとはどの様なものかと考えた時、昔は無かった疾患であり、現代病であるという事は分ります。
    そうなると、現代の生活環境に問題があると察しがつきます。

    要因としては、食事、心理ストレス、化学物質(医薬品)、有害金属、環境ホルモン、放射能など様々な事が考えられます。

    ただ、この様に書かれてしまうと結局よく分からないし、何をどうしたらよいのかという具体的にあなたが出来ることが見えてきません。
    なので、アトピーを違う角度からみてみます。

    まず、アトピーとはどこに症状が出るものでしょうか。
    皮膚ですね。

    皮膚科学の本を見ると皮膚の働きにはこう書かれています
    「体温調節作用」
    「保護作用」
    「感覚作用」
    そして「排泄(分泌)作用」です。

    ここでは排泄作用を考えてみます
    日常的に私たちが理解している排泄は、汗・皮脂・ニキビ・フケなどです。
    アトピーも身体の中に溜め込んだ老廃物が、体内を守るために皮膚から排泄された状態といえます。

    皮膚だけではなく身体全体として排泄を考えると、
    排泄とは、尿・便・生理(男性は体毛)。
    これを私は3大排泄と呼んでいます。
    そしてこれらのバランスが崩れた時、4番目の排泄器官として「皮膚」が動き出し、アトピーが皮膚に現れます。
    ですから、常に3大排泄を整えている必要があります。

    また東洋医学に経絡という思想があります。
    経絡から見ると「肺・大腸・気管・鼻・喉・皮膚」は一つのグループで、これらはやはり排泄する器官です。
    肺や気管は空気を吐き出し、大腸は便を排泄します。

    またよく耳にすることですが、「うちの子は、冬は喘息が出て、夏はアトピーなの」
    これは季節で排泄のパターンが変わっただけの分かりやすい例です。
    アトピーという排泄を、正しい排泄である、尿、便、生理(男性は体毛)、汗に変えていきましょう。

    また、アトピーとは免疫のバランスが崩れた状態とも言えます。
    免疫細胞には種類があるのですが、そのアンバランスが起きているということです。
    ある免疫細胞が多い時はアトピーや喘息を発症し、ある細胞が多い時はリウマチを発症するといった様に、免疫細胞のアンバランスがみられます。(Th1とTh2のアンバランス)
    アトピーもリウマチも、免疫のバランスが崩れている状態です。
    https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3189506/

    免疫細胞のアンバランスが生じるようになった背景には、現代の過剰な清潔意識(無菌が何でもよいとする風潮)やストレス、生活環境にあると思われます。

    この様に「排泄の乱れ」と「免疫のアンバランス」という観点からアトピーを捉えていく事で「あなたに出来ること」が見えてきます。
    それがアトピー改善を目指す5つのポイントです。
     
     

    2.皮膚・腸・咽頭の炎症を取り除く(改善ポイント1)

    改善のヒント

    アトピーの人は、一体どこで炎症が起きているのでしょうか?
     
    皮膚に炎症が起きているのは当然ですが、皮膚の炎症を抑えるだけでは根本的な改善にはなりません。
    皮膚の炎症を抑えるのが薬(ステロイド軟膏など)ですが、薬は塗っている時はアトピーが目立たなくなりますが、塗らなくなればまたアトピーが出てきます。
    その為に薬は対処療法と言われ、根本的な改善が見込めないほか、副作用も付いてきますので注意が必要です。

    薬に頼らずに炎症を抑えるために、一つ目の改善ポイントをお伝えします。
     
    まずは、皮膚の状態を清潔に保つために行う「スキンケア」です。
    アトピーの方は、皮膚を搔いて傷があったり、グチュグチュして浸出液が出ていたり、極端に乾燥していたりと皮膚のバリアー機能はとても低い状態です。特に脱ステロイドを行うと、一気に皮膚が悪化してボロボロになります。
    この状態を放置するのは、とても危険です。
    雑菌から体を守れない状態ですので、感染症の恐れも出てきます。

    その為、皮膚を清潔に保ち、保湿するために入浴やスキンケアをしっかり行いましょう。
    (アトピーの具体的なスキンケア方法は、アトピーさんのスキンケアをご覧ください。実践的に学びたい方はセミナーをお勧めします。)

    2-(ア).皮膚の炎症(スキンケアと水素風呂)

    入浴の際に皮膚の炎症に対処するものとして注目度が高いのが「水素風呂」の活用です。

    水素は新しい社会のエネルギーになっていくと期待され、東京都では水素社会の実現を目指し「東京スイソミル」という施設まで作って水素を打ち出しています。
    医療の世界でも水素はすでに使用されており、2016年12月に先進医療Bとして許可されました。

    この水素が医療用でも使われる理由が「抗酸化力」です。
    抗酸化とは、体・臓器・組織・細胞が酸化によって弱くなるのを防ぐ働きです。
    抗酸化物質は、水素だけでなく、ビタミンCやビタミンE、ポリフェノールなど様々なものがありますが、水素がここまで注目されている理由がその質量にあります。水素は、元素記号1であり宇宙で一番軽い元素です。
    水素は体のどこからでも体内に入ってきて、全身に行きわたります。

    水素風呂なんて初めて聞いた方もいらっしゃると思いますが、全身の皮膚から吸収できるため、特に皮膚に炎症が起きているアトピーの方に喜ばれています。水素風呂でもっともお客様の体験談が多いのがアトピーの方々のようです。
    水素風呂の詳細はこちらをご覧ください。 ※スマホから見ている方はこちらから。)

    皮膚の炎症を増進させない工夫として、スキンケアと入浴(水素風呂)をお伝えしました。

    同時に体の中の炎症を抑えていくことも大切です。
    体内で起きている炎症に注目した場合、まず考えたいことは、炎症が起きやすい「腸」と「上咽頭」です。
    腸は免疫の70%を占めると言われており、上咽頭は免疫の関所のような場所です。
    この2つの箇所を改善させていきましょう。
     

    2-(イ).腸内環境を整えよう!

    アトピー改善には腸が大事であるというのは、多くの方がご存知だと思います。
    腸を元気にするために、乳酸菌を補いましょう!というのはよいのですが、ヨーグルトを使って乳酸菌を摂ろうとするのはちょっと待ってください。

    ヨーグルトは、健康に良いというイメージが強いですが、乳製品に含まれるたんぱく質が腸の負担になるケースもあります。それはカゼインというたんぱく質ですが、このカゼインは腸の透過性を亢進させる(腸の炎症を進める)可能性が高いと報告されています。それは小麦粉に含まれるグルテンも同様です。免疫系の異常を誘発する恐れが高いカゼインやグルテンは、アトピーの方は特に注意された方がよい食事です。
    https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3747333/

    カゼインフリー、グルテンフリーを基本として、さらに腸の炎症を抑えるために、腸内細菌のバランスを整える必要があります。
    そのためには、発酵食品や乳酸菌(ヨーグルトは×)、食物繊維などを補うようにしましょう。
    発酵食品を補いながら、さらに良質な乳酸菌のサプリメントを加えることをお薦めします。
    また、お魚の油であるEPAなどのオメガ3系の脂質も腸の炎症対策に使われます。(亜麻仁油・えごま油・シソ油・魚油)

    腸を乳酸菌で元気にするのは大事ですが、腸の炎症を悪化させない事も大事です。
    それは、特定の食事を避けるということです。

    小麦粉(パン・パスタ・ラーメン・うどん・ピザなど)
    乳製品(チーズ・ヨーグルト・アイスクリーム)
    お菓子(スナック・チョコレート・おせんべい)
    添加物(コンビニ弁当・スーパーの惣菜)

    またご自分のアレルギー物質をご存知の方は、その食材も控えましょう。

    腸の健康のバロメーターである「便」について考えてみましょう。
    便は、私が食べた物の「お便り」と言われる成績表です。
    食べたものが自分に合っている、そして腸内環境が良好ならば、その結果は便に出ます。

    理想的な便のチェック表です。

    1.1日2回出る
    2.濃い黄色
    3.臭くない
    4.大きなバナナ1本分出る
    5.トイレットペーパーがいらないほどストンと出る

    いかがでしょうか?
    ご自分の便の状態を観察してみてください。

    アトピー改善を目指すうえで、便秘や下痢は好ましくありません。
    その様な方は当然、腸内環境の改善からスタートです。
    腸の状態が良くないのに、高価なサプリメントや「体にいい食事」を摂っていても十分に消化吸収できていないため無駄になっている可能性があります。どんなにイイと言われているものでも、消化できなければ体の負担になってしまいます。

    まずは腸の状態を改善していくことが大切です。
     

    2-(ウ).口呼吸が免疫のバランスを崩す【上咽頭炎】

    呼吸をする時に、口からするか、鼻からするかという事が、アトピーと関係しているという事です。
    これは喉の奥に炎症が起きる、上咽頭炎という問題です。

    上咽頭に炎症があると、どの様な問題が生じるのでしょうか。
    現在挙げられている問題としては、アトピー、片頭痛、耳鳴り、眼痛、鼻炎、後鼻漏、慢性咳嗽、肩こり、関節リウマチ、IgA腎症などがあります。

    いままで原因不明であった不定愁訴には、上咽頭炎が隠れていたかもしれません。
    上咽頭は免疫器官そのもので、ここに炎症が起きるということは、免疫にアンバランスが生じる可能性が高いということになります。

    改善のヒント

    では、なぜ上咽頭に炎症が起きてしまうのでしょうか?
    その主な理由は、口呼吸(くちこきゅう)です。
    鼻から呼吸するのではなく、口から呼吸することによって、口の中や喉の粘膜が乾燥します。

    粘膜というのは、湿っている状態がもっとも生体バランスとして整っており、乾燥によってそのバランスが崩れていきます。
    冬に乾燥して、風邪やインフルエンザにかかりやすいのはそのためです。

    では、どの様な人が口呼吸になっているでしょうか。

    呼吸の大切さを伝えている、みらいクリニックの今井一彰先生の書籍から拝借しました。

    ・いつも口をあけている
    ・口を閉じると、顎に梅干し状のしわができる。
    ・食べる時、くちゃくちゃ音を立てる
    ・朝、起きた時に喉がヒリヒリする
    ・唇がよく乾く
    ・いびきや歯ぎしりがある
    ・口臭が強い
    ・たばこを吸っている
    ・激しいスポーツをしている

    このうち、1つでも当てはまったら口呼吸になるようです。

    口呼吸についてもっと詳しく知りたい方は、今井一彰先生の「呼吸にまつわるふか~い話」がお薦めです。
    http://ur0.work/FKld

    私が今井先生から教わった、「口呼吸から鼻呼吸に変える方法」と「上咽頭の炎症を抑える方法」をお伝えします。

    「口呼吸から鼻呼吸に変える方法」

    1.口にテープを貼る

    紙のテープを上下の唇に合わせるようにして、縦に1枚貼ります。
    専用のテープも色々な種類が販売されています。

    改善のヒント

    参考商材:マウスリープ 35枚入り
    「鼻呼吸 テープ」で検索すると色々な商品があります。

    2.あいうべ体操

    今井先生が考案した「舌の位置」を正して口呼吸から鼻呼吸に変える方法です。
    大きく口を開いて、「あ」「い」「う」「べ」と口を動かしましょう。

    「あ」:口を大きく開く
    「い」:口を横に開く
    「う」:唇を前に突き出す
    「べ」:舌を下に突き出す

    10回を1セットとして、1日3回を目指してやってみましょう。

    「上咽頭の炎症を抑える方法」

    1.鼻うがい

    上咽頭に起きている炎症を抑える方法として、鼻うがいをおすすめします。
    鼻全体の汚れを洗い流しましょう。

    鼻うがいには、便利なキットがありますのでご紹介します。

    改善のヒント

    参考商品:サイナスリンス

    上記以外にも鼻うがいのキットは販売されていますので、「鼻洗浄、鼻うがい」などでお調べください。
     
     

    3.自分に必要な食事法を知る(改善ポイント2)

     
    アトピーに良いと言われる食事、悪いと言われる食事がありますが、これは全員には当てはまりません。
    それは当然のことで、アトピーだからと言って体の状態はみんな同じではないからです。
    そのため、食事の事を述べるのが一番難しいのですが、大きく3つのパターンがありますのでご紹介します。
    自分の食生活を見直して、必要な栄養素を摂ることが改善ポイントの2番目です。
     

    3-(ア).栄養不足タイプ(貧血になりやすい)

    マクロビオティックなどで、野菜、果物、穀物、豆類が多く、お肉やお魚が少ない食事。
    低たんぱく、低ビタミン、低ミネラルによって、貧血を招きやすく、重度になると生理が止まります。
    肌のハリやツヤが無くなり、意欲や性欲も低下、細かい事が気になりギスギスしやすくなる傾向があります。

    その様な方は、栄養不足が隠れていると思われますので、「糖質制限」よりのたんぱく質・脂質を足す食事をお勧めします。ただし長い間、お肉などの動物性を食べていない方は、急に食べると消化不良で下痢や便秘などの症状を起こしやすくなってしまいます。
    消化を助ける梅干や大根おろし、レモン水などを補いながら少しずつ動物性を増やしていきましょう。

    3-(イ).デトックスタイプ

    高たんぱく、高脂質で糖質制限よりの食事をされている方で、アトピーが悪化しているパターンの方です。
    動物性食品のデメリットには、ホルモン剤や保存料、発色剤などの毒性が増えやすいほか、体が酸性体質に傾きやすい、食物繊維不足から便秘になりやすいなどが挙げられます。

    この場合は、野菜や穀物(玄米・雑穀)、発酵食品を足した食事に変えるとよいでしょう。
    ポイントとしては、便通の様子を観察することです。最低でも1日1回は排便があること、理想は1日2回です。その理由は、食べ物は約12時間で腐敗が進むためです。腐敗が進むとアンモニアなどのガスが増えて、様々なアンバランスを招く要因になります。その様な便は臭いも強くなります。

    3-(ウ).糖質過剰タイプ

    ご飯、パン、パスタ、ピザ、ラーメン、うどん、そばなど炭水化物が多い食事です。糖質過剰でビタミンやミネラルが不足する現代人でもっとも多いカロリーオーバーの栄養不足状態です。コンビニやスーパーのお惣菜、丼ものが多くないでしょうか。このタイプは、低血糖症も招きやすいのが特徴です。お菓子やコーヒーが常食になっており、目覚めが悪く、昼食後に眠くなる。ホルモンバランス、自律神経のアンバランスを招きやすくなり、アトピー改善とは遠ざかってしまいます。
    この場合は、炭水化物の量を減らして、野菜・お魚・お肉・海草を増やした食事にしましょう。
    さらに、どのタイプの方でも避けた方がよい食事をお伝えします。

    ・トランス脂肪酸(マーガリン・ショートニング・ファットスプレッド)
    ・過剰なオメガ6系の油(ひまわり油、紅花油、コーン油、ゴマ油、サラダ油、大豆油、綿実油、くるみ油、グレープシードオイル)
    ・過剰な糖質(ごはん・パン・パスタ・うどん・ラーメン・ピザ、お菓子、ジュース、おせんべい、和菓子、洋菓子)
    ・グルテン過剰(小麦粉)、カゼイン過剰(乳製品)

    食事については、様々な意見や見解があります。
    「絶対」という食事法は存在しませんし、遺伝子の関係もあるので個人差が大きく影響します。
    ただ、もしも今のあなたが不調状態にあるならば、いつもの食事を見直すことがアトピー改善のヒントになるでしょう。
     
     

    4.サプリメントは細胞・腸・抗酸化・ミネラルを使う(改善ポイント3)

     
    3番目の改善ポイントは、アトピー改善を目指すうえで必要なサプリメントです。
    サプリメントは実に様々な種類があり、人によって何を摂った方がよいかは若干変わってきますが、私が最終的に選択したものをお伝えします。
     
    1.糖鎖:細胞の活性化とコミュニケーション
    2.乳酸菌:腸内環境の改善
    3.水素:抗酸化、細胞の活性化
    4.カルシウム&マグネシウム、微量ミネラル:ステロイド性骨粗鬆症

    私は自分が良いと思ったものは商品として製造しますので、全て揃えています。
    しかし、このページは商品紹介ではなく、体の仕組みから考えて「私には何が足りないのか?」を自問して頂ければと思います。

    4-(ア).細胞から元気になる「糖鎖」

    糖鎖(とうさ)は、私が最も大切と考える要素です。
    その理由は、体の土台になる材料であり、根本的な問題に関わるからです。
    今まで様々なサプリメントを試してみましたが、結局のところ体の土台がしっかりしていないと意味がないと思わせてくれました。
    その土台となる「糖鎖」とは、どのような働きがあるのかをお伝えします。

    糖鎖とは聞き慣れない言葉かもしれませんが、糖が鎖状に繋がった化合物で、働きは細胞同士の情報交換(コミュニケーション)を行うものです。

    この様に言われても、まだピンとこないかもしれません。
    細胞同士がコミュニケーションをするというのは、「私が何者で、あなたは何者なのか」を知るということです。

    改善のヒントイラストで説明します。

    細胞は、侵入してきた細菌やウィルスを糖鎖で知るということです。
    細菌やウィルスにも糖鎖は付いています。

    例えば、風邪のウィルスが侵入してきた時に、免疫細胞は糖鎖によって、これは風邪ウィルスだと認識します。
    しかし、糖鎖が十分に働けないと見逃してしまうことになり、ウィルスは増殖していってしまいます。

    糖鎖は8つの糖で構成されています。
    グルコース・ガラクトース・マンノース・フコース・キシロース・N-アセチルグルコサミン・N-アセチルガラクトサミン・N-アセチルノイラミン酸

    これらが無数の組合せで連なって機能しています。
    1つの細胞に数万単位で糖鎖はありますので、科学的にも全容は明らかになっていません。
    それでも、分っていることとして、血液型の違いは糖鎖の違いであったのです。

     

    改善のヒント

    アトピーなどの免疫バランスが崩れた方は、細胞の糖鎖構造に変異があることが報告されています。

    参照:アトピー性皮膚炎の病因病態の解明及び新治療法の開発に関する研究
    https://research-er.jp/projects/view/151466

    私が糖鎖をアトピー改善に使おうと思った理由は、私自身が原因不明の腹痛から改善したということです。
    慢性的な下痢状態が続き、一時は立って歩くこともできなくなり、車椅子を使っていた時期もありました。
    9つの病院に行って検査をしましたが、どこも原因は分からず。

    そんな折に、仕事の関係で北海道のある男性を紹介して頂き、その方から糖鎖のお話を聞きました。
    私は自分に試してみたくなり、その変化はすぐに分かりました。
    3年間も苦しんだ慢性的な腹痛が、3週間ぐらいで改善してしまったのです。
    それ以外にも温熱療法やプロバイオティックスはずっと補っていましたので、総合的な結果だとは思いますが、糖鎖の重要性を感じた出来事でした。

    アトピーの方にも実際に糖鎖を試して頂きました。

    改善のヒント

    40代女性・アトピー
    この女性は、アトピー改善のために、様々な取組みを行ってきましたが、ずっと足がグチュグチュしていて、なかなか良くなりませんでした。
    そんな彼女も糖鎖を使うようになってから、約1ヶ月ぐらいで右の写真(after)になりました。

    細胞が、細胞としての仕事ができるようになるために、私はアトピー改善に必要なサプリメントの一つとして掲げています。

    4-(イ).腸内環境の改善

    すでにページ上部の「アトピーの人は腸内環境を整えよう!」で、アトピー改善において、腸内環境が大事であるというのはお伝えしました。

    腸内環境の改善として、世の中にはたくさんの乳酸菌やプロバイオティクス*がありますが、私はどのようにして選択しているかをお伝えします。
    *プロバイオティクスとは体に良い影響を与える微生物(善玉菌)

    腸内細菌バランスは、一人一人異なりますので、みんなによい乳酸菌(プロバイオティクス)は存在しないと思います。
    そのため自分にあった乳酸菌(プロバイオティクス)を探していくことになります。

    自分に合っているかどうかというのは、便の状態から観察していきます。
    まずは、ちゃんと便が出るようになることです。(理想は1日2回)

    そして、私がおすすめしたい乳酸菌(プロバイオティクス)は、出来る限り自然に作られているものです。
    菌は発酵によって増殖し、年数をかけてより強くなっていきます。
    そのため化学合成されたものや、日数をかけない即席の菌は、私は選択しません。

    腸は体の中で極めて大事な部分ですので、乳酸菌(プロバイオティクス)の選択は大事になってきます。

    商品を選ぶ際は、材料の欄を見ましょう。
    乳製品由来ではなく、合成甘味料、保存料、香料なども入っていないものがよいでしょう。

    そして乳酸菌(プロバイオティクス)のサプリメントだけでなく、発酵食品(納豆・ぬか漬け・味噌)や食物繊維の食事も腸内環境には大切です。

    改善のヒント

    *この写真は、60種類の野菜や果物を3年間発酵させているものです。

    4-(ウ).水素で抗酸化

    水素は「まずやること、その1 アトピーの炎症を抑えることがスタート」でもお伝えしましたが、今最も注目されている物質の一つです。

    病気の根本原因である活性酸素を消去する働きがあることから、新しい時代の健康法として広がってくると思います。

    水素を補う方法として、ページ上部では「水素のお風呂」でお伝えしましたが、水素は他にも摂取する方法があります。

    水素を補うもの
    ・水素水
    ・水素サプリメント
    ・水素吸入(鼻から吸収)
    ・水素風呂

    水素水に関しては、マスコミなどでその効果性の有無から取り上げられた時期もありました。
    私も水素水に関しては、全く否定はしませんが、働きが弱いとは考えています。

    今のところになりますが、水素は結局のところ「量が大事」であると思います。

    あとは金額や、使い勝手です。
    継続しやすい形かどうかは大事です。

    全てを使用したことがある私が、勝手に5段階評価をしてみました。

    水素水 水素サプリメント 水素吸入 水素風呂
    安さ ★★★ ★★★ ★★★★★
    手軽さ ★★★★★ ★★★★★ ★★★ ★★★
    水素量 ★★★ ★★★★★ ★★★★★
    継続性 ★★★★ ★★★★ ★★★

     

    水素は量が大切だとお伝えしました。
    水素量が多く、継続しやすいものをご自分で選択されるとよいと思います。
    私は、水素風呂に毎日入って、水素サプリメントは疲れが強い時に飲み、たまに水素吸入もしています。

    アトピーの方は水素で細胞から元気にしていきましょう。

    水素に関しては、今後も色々な商品が出てくると思います。
    そして、まだまだ議論されている物質ですので、今後も経過を追っていきたいと思います。

    改善のヒント

    水素風呂

    4-(エ).ミネラル-ステロイド性骨粗鬆症

    「ステロイド」
    アトピーの方なら一度は使ったことがあるのではないでしょうか。

    ステロイドには様々な副作用が報告されていますが、その中でも最も重要な骨粗鬆症についてお伝えします。

    日本骨代謝学会のステロイド性骨粗鬆症の管理と治療ガイドラインによると、“骨粗鬆症は副腎皮質ステロイド(合成糖質コルチコイド:GC)治療における最も重要な副作用の一つであり、長期ステロイド治療を受けている患者の30~50%に骨折が起こるとの報告がある。”
    http://jsbmr.umin.jp/pdf/gioguideline.pdf

    30%~50%という高い数字で骨折が起きるという怖い報告です。
    骨折までしなくても骨が弱くなる人まで合わせたら果たして何%になるのでしょうか。

    私は、2001年からこの問題に着目していました。
    のべ300名以上のアトピーの方を整形外科にお連れしてレントゲン撮影をしてきました。

    詳細に出したデータではないですが、90%近い人の骨が弱くなっている傾向が見られたのです。
    骨が弱くなるというのは、骨折リスクがあがるだけでなく、多くの問題を内包します。

    骨粗鬆症の合併症として、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞、高血圧、ロコモティブシンドローム(将来介護や寝たきりになるリスクが高い)などが挙げられています。

    改善のヒント

    また骨は骨格を支えているだけでなく、免疫にも関係していることが、報告されています。

    骨代謝がバランスを崩すことで、関節リウマチの可能性を高めることが言われており、それは免疫系の異常が、過剰に破骨細胞を分化させることが明らかになった為です。この発表は、東京大学医学系研究科の高柳氏による発表のもので、その論文は科学誌「Nature」にも掲載れたようです。

    骨が内分泌組織として機能していて、骨が作り出す因子によって他の臓器の働きが影響を受けているということです。

    少し専門的な表現になってしまいましたが、骨は骨格だけでなく、健康を支えるうえで大事な要素がたくさんあるという事です。

    そのような理由から、アトピーの方は骨を強くしていくことをお薦めします。
    そのために必要なものが、カルシウムを含むミネラルのサプリメントです。

    特集:骨と免疫の夜明け
    http://ur2.link/FGt2

    以上、サプリメントを4点お伝えしました。

    具体的な商品が気になった方は、こちらからご覧ください。
    飲む糖鎖:http://renoa.net/product/detail/94
    飲む乳酸菌:http://renoa.net/product/detail/8
    飲む水素ATP:http://renoa.net/product/detail/11
    アラゴナイトカルシウム:http://renoa.net/product/detail/46
     
     

    5.体温を上げて免疫を高める温熱療法(改善ポイント4)

     
    あなたは自分の体温をご存知ですか?

    平熱が36℃以下の方は「低体温」です。
    健康的な人の平熱は36.5℃~37.1℃と言われています。
    私もたくさんのアトピーの方々の体温を聞いてきましたが、36.5℃以上ある方は珍しく、低い人では35℃前半というから驚きです。

    これでは体の機能として不活性になるのも当然です。

    体温が1℃下がると、免疫力は30%低くなるというのは、聞いたことがあると思います。
    反対に体温が1℃上がると、免疫力は5倍~6倍高くなるそうです。

    アトピーは免疫系に関係するものですので低体温にならないようにして、体温を上げていきましょう。
    これが、改善ポイントの4番目です。

    体温を上げる方法を3つお伝えします。

    5-(ア).夜は38~40℃のお風呂に15分程度入る

    お風呂は誰でも簡単にできる方法です。
    毎日1回は入浴することで、体温を上昇させることができます。

    入浴に関する調査では、湯温と自律神経の関係から38℃~40℃の場合、副交感神経が優位になりリラックスしやすく、41℃~42℃の場合は交感神経が優位になって体が活性化します。

    そのため、おやすみ前の入浴は、38℃~40℃のお湯に15分程度入りましょう。
    朝に入浴する人は、41℃~42℃のお湯に10分程度入りましょう。

    私は水素のお風呂に入っていますが、全身の血流がよくなるため、湯上り後もずっと温かい状態が続きます。
    体温が上がりやすく、細胞から元気にしてくれる水素風呂は個人的におすすめです。

    また、アトピーの方はバスソルトを入れるのもお薦めです。
    注意点としては、バスソルトを選ぶ際は香り付けや着色されていない天然のお塩を選びましょう。

    アトピーの傷のある所は、少々沁みますが、皮膚を丈夫にしてくれる天然のチカラがあります。

    5-(イ).筋肉を付ける

    体温を上げる方法として、筋肉を付けるということです。
    筋肉が付くと体の基礎代謝が上がります。基礎代謝とは、何もしないでも体が消費するエネルギーのことです。

    筋肉を付けて基礎代謝が上がると、体温が上がるという流れになります。
    男性と女性を比べると分りますが、同じ体重の場合、男性は筋肉があるので基礎代謝も体温も高くなります。

    最近では「筋肉女子」などと言われ、女性の筋肉美がSNSでも目立ちますが、そこまでならなくても定期的な運動を心掛けるようにしましょう。

    私は週に1回のヨガと、毎朝30分の愛犬とのお散歩をして筋力が落ちないようにしています。
    みなさんも歩くことから始めてみてはいかがでしょうか。

    5-(ウ).温熱療法を利用する

    温熱療法を使って体温を上げる方法をお伝えします。
    温熱療法は様々なものがありますが、有名なものとしては、三井温熱やハイパーサーミアなどがあります。
    または温熱施設として、よもぎ蒸し、びわの葉温灸、岩盤浴、陶板浴、サウナなどがあります。

    また、私が2014年に知人の紹介で知った温熱療法もあります。
    海水で蒸した熱いタオルを体全体に当てていく方法です。

    世間にはあまり知られていない温熱ですが、私は初めて受けた時に衝撃を受けました。
    体の芯から温まるというのをまさに実感した体験です。
    そこから息子にこの温熱療法の技術を覚えてもらい、現在は温熱師としてアトピーさんに温熱療法を行っています。

    ご自分の生活スタイルや予算も考慮しながら、低体温の方は温熱療法を取り入れていくとよいでしょう。
     
     
    改善のヒント
     
     

    6.細胞から元気にするファスティング(改善ポイント5)

     
    長くなりましたが、最後にお伝えしたい改善ポイントはファスティングです。

    ファスティング(fasting)とは、「断食・絶食」を意味しますが、ここでいうファスティングとは、体に必要な栄養素と最低限のカロリーを摂取(発酵ドリンク)しながら行う自然治癒力を呼覚ます健康法です。
    水だけの断食とは異なり、危険性・空腹感が少なく日常生活を続けながら行えます。

    ファスティングは健康になるための手段です。
    ファスティング(断食)を行うこと自体が目的ではありません。
    自然治癒力を呼覚ますための健康法で、私はアトピー性皮膚炎の状態を良好に導くための方法の1つとして採用しています。アトピー改善を目指すべく、日頃の食習慣から来る体の不調和を、一定期間食べ物を制限することで体をリセットさせます。

    ファスティングによって得られる大きな変化5つ

    1.腸内環境の改善
    2.薬・化学物質などのデトックス
    3.ホルモンバランスが整う
    4.中性脂肪が減少(ダイエット)する
    5.食習慣の見直しが行われる

    多くの方にファスティング指導をしてきましたが、本当に多くのアトピーさんが“お肌に変化”を感じていました。

    ファスティングは様々な所で、多くの人が指導をされています。
    行う際には注意点などもありますので、インストラクターの指導のもと行うことをお薦めします。

    彼女達もファスティングを取り入れてキレイになりました。

    改善のヒント

    以上で「31年間アトピーだけを追求。改善に必要な5つのこと」をお伝えしました。

    アトピーが改善「する人・しない人」の違いは、実践「する」か「しない」かです。
    厳しい言い方になってしまいますが、自分が行動しなくては、自分のアトピーは改善していきません。

    私は、アトピーが改善した人をたくさん見てきました。
    彼女達は、自分の人生を取戻し、恋愛、結婚、出産、仕事を大いに楽しんでいます。

    1度きりの人生です。
    アトピーを卒業して、自分らしい人生を楽しんでいきましょう。

    長文になりましたが、拝読頂きありがとうございます。

    笛木 紀子(ふえき のりこ):株式会社レノアコーポレーション 代表、アトピーくらぶ・れのあ 所長アトピーくらぶ れのあ 代表 笛木紀子(ふえきのりこ)

    <出版物>
    ●アトピーっ子の安心ごはん
    ●自分の力でアトピーが消えた!
    ●アトピーを脱いで本当の自分に出逢う

    株式会社レノアコーポレーション
    東京都町田市高ヶ坂1-1-22
    電話:042-726-1107

    参考文献・論文
    ・呼吸にまつわるふか~い話
    ・口腔と全身のミッシリングを探して
    ・ポケットアトラス栄養学
    ・体温を上げると健康になる
    ・特集:骨と免疫の夜明け
    ・日本骨代謝学会のステロイド性骨粗鬆症の管理と治療ガイドライン
    ・アトピー性皮膚炎の病因病態の解明及び新治療法の開発に関する研究
    https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3189506/
    https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3747333/

    スキンケアについての記事はこちらから → 「【スキンケア方法】アトピーの状態によって使い分けよう

     

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    アトピーに悪い食事・良い食事

    基本食
     

     

    アトピー改善を目指す時、「どの食事法が一番良いのか」という宝探しのようなことをしていませんか?
    これには個人差やアトピーの状態でも違ってきますので、インターネットを検索して出てくるようなものではありません。自分の体の状態を知って、いくつものトライ&エラーを繰り返しながら自分というのを理解していくとよいと思います。
    個人差があることが前提になりますが、アトピーのために食事を変えたいとお考えの方にこの2つをお伝えします。

    【1】アトピーに悪い食事 … × アトピーの炎症を招きやすい食事
    【2】アトピーに良い食事 … ○ 腸と栄養バランスを考慮した食事

     
    それでは順番にお伝えしていきます。
     

    笛木紀子

    記:アトピーくらぶ れのあ代表・笛木紀子(ふえきのりこ)

    <出版物>
    ●アトピーっ子の安心ごはん
    ●自分の力でアトピーが消えた!
    ●アトピーを脱いで本当の自分に出逢う

    ▼モスバーガー「やさしい豆乳スイーツ」発起
    ▼セブ島「Rumahホテル」美と健康コンセプト-監修
     
     

    1.アトピーに悪い食事
     【アトピーの炎症を招きやすい食事】

    アトピーに悪い食事【アトピーの炎症を招きやすい】

    アトピーの人が、まずは避けた方がよい食事をお伝えします。

    × 避けた方がよい食事

    × 食品添加物(保存料、着色料、香料)
    レトルト食品、冷凍食品、コンビニ弁当、スーパーの惣菜、お菓子、カップラーメンなど。

    × 人工甘味料(アスパルテーム、スクラロース)
    炭酸ジュース、清涼飲料水、お菓子、ガムなど。

    × 遺伝子組換え食品があるもの
    大豆、とうもろこし、なたね、じゃがいも、綿実、てん菜など。
    豆腐、納豆、味噌、きな粉などには、遺伝子組換えの表示義務がありますので注意してみましょう。

    × お酒・タバコ
    ビール、日本酒、ワイン、焼酎、ウイスキーなど。

    × トランス脂肪酸(マーガリン・ショートニング・ファットスプレット)
    ケーキ(生クリーム、スポンジ)、ドーナツ、クッキー、スナック菓子、菓子パン、ポテトフライ、揚げ物など。

     

    △ 出来るだけ避けた方がよい食事

     サラダ油
    キャノーラ油、紅花油、コーン油、ゴマ油、サラダ油、マヨネーズなど。
    → これらの油は、体内で炎症を招きやすい種類です。

     乳製品
    牛乳、アイスクリーム、ヨーグルト、チーズなど。
    → 牛に含まれるホルモン剤や抗生剤の影響、カゼインによる腸への影響。

     小麦粉
    パン、パスタ、ラーメン、うどん、ピザなど。
    → 小麦粉に含まれるグルテンによる腸への影響。

     

    上記を避けた方がよい理由

    これらを避けた方がよい理由は、細胞の働きを悪くして身体の機能低下を招きやすい要素があるからです。
    炎症を招きやすいもの、活性酸素を発生しやすいもの、栄養素の過不足を招きやすいものを列挙しました。

    例えば、マーガリンやショートニングは、トランス脂肪酸という油の種類です。
    これの何が悪いのでしょうか?

    トランス脂肪酸とは油の一種類であり、分子構造がトランス型になっている油です。
    トランス脂肪酸は動脈硬化を招きやすかったり、全身炎症を招いたりする性質があります。
    また細胞膜は脂質でできているのですが、トランス脂肪酸のような柔軟性の無い材料で細胞膜が作られると細胞の働きが低下することになります。
    2017年4月には、東北大学の発表により「トランス脂肪酸が細胞死を促進すること」も解明しました。
    細胞死が促進すれば、臓器や組織の働きが悪くなり、身体にアンバランスが生じてしまいます。

    このようにトランス脂肪酸は避けた方がよい食事として世界的に知られていますので、アメリカ食品医薬品局(FDA)では「一般的に安全とは認められない」と結論付け、2018年6月18日から規制を開始します。
    (日本はその規制はありません。怖いですね。。)

    日頃から、これらの食事を行っている場合、まず減らしていきましょう。
    一定期間(最低2週間)でも完全にゼロにしてみると、それらの害を実感できるかもしれません。
    少しずつ減らすというのが一番実感しにくいものですので、やめる時は徹底して取組みましょう。

     

    2.アトピーに良い食事
     【腸と栄養バランスを考慮した食事】

    アトピーに良い食事【腸と栄養バランスを考慮した食事】

    今度は、アトピーの人にとって良い食事をお伝えします。

    アトピーの方は免疫のアンバランスが起きているため、まずは腸内環境を整えていくことが大切になります。
    これに関しては、下記のページで伝えているのでご覧ください。
    「31年間アトピーだけを追求。改善に必要な5つのこと」http://renoa.co.jp/kaizen-hints/renoashiki/

    玄米は健康食の代表

    腸の健康を考えた時にまず食べた方が良い食事として、発酵食品(味噌・納豆・ぬか漬けなど)をおすすめします。
    野菜の食物繊維も大切です。
    食物繊維、微量栄養素の点からもお米は、白米ではなく玄米を選びましょう。
    すでに玄米は健康食の代表的なものになり、珍しいものではありません。
    ただし、リーキーガット症候群(LGS)や胃腸に激しい炎症がある方は、玄米は消化が悪いため、玄米のお粥やパウダー(玄米パウダー)で摂ると良いでしょう。

    また、玄米には「フィチン酸」があり、ミネラルを体外に排泄させる働き(キレート作用)があるため、玄米を発芽させてから食べましょう。発芽させた時にできるフィターゼという酵素がフィチン酸を分解してくれます。
    そのため、玄米は一晩浸水させてから炊きます。

    また、白米やパンなどの精製された炭水化物は血糖値の急激な上昇を招きます。
    それは身体への負担となるため、未精製の玄米や雑穀を食べるように心がけましょう。

    × 精製された穀物: 白米・パン・パスタ・ラーメン・うどん
    ○ 未精製の穀物 : 玄米・雑穀

    私は玄米を20年近く食べており、栄養素の点だけでなく、玄米には白米にないエネルギーがあります。
    私が好きな言葉にこんな教えがあります。

    『白米は土にかえしても芽が出ません。玄米は芽を出します。これがエネルギーある物の力です。』

    玄米には生命力があります。
    次の世代を生む力が、弱った身体を健康的に立て直してくれます。
     

    玄米と白米の栄養比較
     

    アトピー改善に良い食事のポイントのまとめ

    主食は玄米にする
    発酵食品を積極的に食べる(糠漬け・納豆・西京漬け)
    旬の野菜を選ぶ(無農薬)
    食物繊維が豊富なものを食べる(豆類・きのこ・海藻類・ネバネバ食品)
    天日に干した塩を選ぶ(煮ていない製法)
    調味料は国産を選ぶ(味噌・醤油)
    オメガ3の油を摂る(亜麻仁油・えごま油)
    ● お肉よりもお魚を選ぶ(お肉なら鶏肉を少量)
    精製炭水化物は控える(白米・パン・白砂糖)
    グルテン(小麦粉)を避ける

     
    アトピーの状態が悪ければ悪いほど、動物性食品と食べる量を減らしてみてください。
    その場合、たんぱく質の摂取は、湯葉、厚揚げ、木綿豆腐、里芋、しらす、イカ、タコなどを食べましょう。

    食事は食べて、分解して、吸収されてはじめて栄養になります。
    よく噛んで、消化酵素が充分働ける状態にしましょう。

    消化が十分に行われ、腸の状態がよくなってくると「便」の様子が変わってきます。
    便は身体からの「お便り」です。

    理想的な便の状態

    ● におわない
    ● 一日2回出る
    ● 力まずストンと出る
    ● トイレットぺーパーが必要ないほどきれい
    ● 濃い黄色

     
    みなさんの便はいかがですか?

    動物性の食品を摂取しすぎていたり、水分が多いと、下痢や臭い便になります。
    繊維不足や運動不足だと、便秘しやすくなります。

    玄米をしっかり噛んでいただいていると、理想便に近づいてきます。
    食事の摂り方の目安にしてください。

     

    参照:
    トランス脂肪酸による疾患発症機序の一端を解明
    https://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press20170417_02web.pdf

    トランス脂肪酸による動脈硬化性疾患の発生機序の解明と健康影響評価手法の確立
    http://www.fsc.go.jp/senmon/gijyutu/gijyutu25/2_1009_hirata_seika.pdf

     
     

    笛木 紀子(ふえき のりこ):株式会社レノアコーポレーション 代表、アトピーくらぶ・れのあ 所長アトピーくらぶ れのあ 代表 笛木紀子(ふえきのりこ)

    <出版物>
    ●アトピーっ子の安心ごはん
    ●自分の力でアトピーが消えた!
    ●アトピーを脱いで本当の自分に出逢う

    株式会社レノアコーポレーション
    東京都町田市高ヶ坂1-1-22
    電話:042-726-1107

     

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    食の処方箋 ~漢方のように薬の代行をつとめるレシピ(食箋)

    食の処方箋まだ、医療がこれほど身近に感じられなかった昔、家庭の台所はおばあちゃんの知恵袋でした。
    長年の生活上の知恵から、おなかが痛い時は「ごぼう汁」、熱が出たら「ねぎ味噌」といった
    薬の代行をする食べ物を作り、健康を管理していました。

    私達は医療の恩恵をたくさん受けてきましたが、
    長期に薬を使用するのは、身体にとって負担になるかもしれません。
    昔の人は、食べ物から薬の代用品を作って身体を整えていました。
    同じ効き目なら、より自然なほうがいいと思いませんか?
    無農薬の新鮮な野菜で作ってください。

     

    食箋レシピ一覧(気になる体調から選んでください)